WVR5250型

SDI/HDMI マルチフォーマット・コンパクト波形ラスタライザ

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特長

  • SDIの2ch入力とHDCPに対応したHDMIの2ch入力を装備
    • 3G/HD/SD-SDI、デュアル・リンク、HDMIビデオ・フォー マットの自動検出機能を標準で装備(3G-SDIはOpt. 3G が必要)
    • HDMI入力、HDMI出力とセットトップ・ボックス(STB)、 DVD/Blu-rayディスク・プレーヤなどの家電製品の接続に おけるHDCPをサポート
    • 2ch同時モニタリング(Opt. SIM)
    • 16チャンネルのエンベデッド・オーディオのモニタリング・ サポートとマルチチャンネル・サラウンド・サウンド*1表示、 およびリサージュ表示(Opt. AUD)
    • ITU-R BS.1770-3/1771、EBU R 128、ATSC A/85 に準拠したオーディオ・ラウドネス・モニタリング機能(Opt. LOUD、Opt. AUDが必要)
  • 当社独自のダイアモンド表示、アローヘッド表示による カラー・ガマットの適合性モニタリング
  • 当社独自の最新スピアヘッド表示およびLQV™(Luma Qualified Vector)表示により、ポストプロダクション・アプ リケーションの正確なカラー・コレクションが可能(Opt. PROD)
  • カメラ調整、制作/ポストプロダクションのための3Dビデオ 表示機能(Opt. S3D)
  • 包括的なデータ・モニタリング機能により、コンテンツの品質、 信頼性問題をすばやく解決(Opt. DATA)
    • CEA708/608のクローズド・キャプション・モニタリング、 テレテキスト、OP47サブタイトルの同時モニタリング (Opt. DATA)
    • AFD、WSS、ビデオ・インデックス、TSID、V-Chip、放 送フラグ/CGMS-A、VITC、LTC、ANC TCなどのANC データの検出とデコード
    • ARIB STD-B35/B37/B39、TR-B22、TR-B23に対応
    • ANCデータ・インスペクタとSDIデータ解析表示による、 ANCデータとSDIデータ問題のトラブルシュート(Opt. DATA)
    • HDMI接続問題のトラブルシュートに役立つHDMI/HDCP ステータスとEDID情報
  • 3G/HD/SDカラー・バーとパソロジカル信号ゼネレータ(Opt. GEN)による信号パスと機器のトラブルシュート(3G-SDI信 号出力にはOpt. 3Gが必要)
  • さまざまなモニタリング表示
    • 当社独自のタイミング/ライトニング表示により、インター チャネル(各コンポーネント)間のタイミング測定が容易に
    • 外部リファレンス(ブラック・バーストまたは3値シンク) に対応した波形表示
    • ブラック・ピクチャおよびテクトロニクス独自のフリーズ・ ピクチャの検出
    • アラーム、ステータス・レポート、10,000イベントのエラー・ ロギング機能により、エラー検出が容易
    • ユーザ定義のセーフ・エリア目盛、AFD目盛により、編集 やフォーマット変換作業を効率化
  • 多彩な表示機能
    • 使いやすい4タイル表示により、さまざまなアプリケー ションで作業効率が向上
    • TandemVu®表示により、カメラの効率的なルミナンス、 クロミナンス調整が可能
    • フル・スクリーン・モードにより、最大のディスプレイ・サ イズで正確な調整が可能
  • 優れた操作性
    • コンパクト・サイズ(高さ:1RU、幅:ハーフラック、奥行: 14cm)-スペースに制約がある環境に最適
    • XLR 4ピン電源入力のACアダプタ、AC/DC電源で動作可能
    • 32種類のプリセット機能により、カラリスト、エディタ、 オペレータごとにすばやく設定を呼び出し可能
    • 前面パネルのUSBポートにより、プリセット、スクリーン ショット、エラー・ログを簡単に保存可能
    • オーディオ・チャンネルのモニタリングを簡単に行える前 面パネルのヘッドホン出力端子を装備
    • SNMPやEthernetのリモート・インタフェースとGPI制御 により、集中型のモニタリングと制御を実現
    • デジタルまたはアナログXGAディスプレイとの接続が 容易なDVI-I外部モニタ出力端子

1オーディオ・サラウンド・サウンド表示は、Radio Technische Werksütten GmbH and Co. KG (RTW)からライセンス供与されたものです。

アプリケーション

  • DSLRカメラによるコンテンツ取込み
  • ポストプロダクションによるDVD/Blu-ray マスタ・ディスク編集のQC(品質管理)
  • STB出力におけるCALM/画質のモニタリング
  • カラー・コレクション
  • コンテンツの編集と特殊効果
  • 制作およびポスト・プロダクションでのコンテンツ品質管理
  • 現場での制作セットアップとトラブルシュート

WVR5250型

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現場のアプリケーションに最適なポータブル・モニタリング機器である WVR5250型

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WVR5250型を使用した、現場でのマスタ・ディスク品質管理

WVR5250型は、基本的なビデオおよびオーディオ・モニタ リング(Opt. AUD)に最適な波形ラスタライザです。高輝度、 低消費電力のLEDバックライト・ディスプレイを備えており、 1RU、ハーフラック幅、ショートサイズ(奥行)により、中 継車のような設置スペースに制限のある場所での使用にも最適 です。12VDC対応のため、バッテリまたは100~240VAC の電源アダプタで動作します。

SDI入力は、HD-SDI(SMPTE 292)、SD-SDI(ITU-R BT. 601)、デュアル・リンク(SMPTE 372)の信号フォーマットに対応します。各入力に対し、3G/HD/3G-SDIフォーマッ トを自動的に検出します。Opt. 3Gでは、レベルA、レベルB のSMPTE 425/424フォーマットにも対応できます。WVR 5250型はHDCPサポートのHDMI入力を装備しており、 HDCP対応の家電製品に接続してビデオ/オーディオ信号をモ ニタリングします。

オプションのオーディオ・モニタリング機能(Opt. AUD)は、 16チャンネルのエンベデッド・オーディオをサポートしてお り、さまざまなオーディオ・レベル・バーによるモニタリング、 マルチチャンネルのサラウンド・サウンド表示*1、リサージュ 表示が可能です。前面パネルにヘッドフォン端子を装備してい るため、追加機器なしにデジタル・オーディオの適合性を簡単 に検証できます。

WVR5250型は、コンパクトな筐体で、当社の波形ラスタラ イザ・ファミリと同様な高品質モニタリング機能を実現してい ます。当社独自のガマット表示、ピクチャのサムネイル表示、 表示フリーズ機能、コンテンツの適合性検証を効果的に行える 10,000イベントのエラー・ログなど、モニタリングに必要な 基本機能を備えています。

  • ビデオ・モニタリングの規格とフォーマット
    • HDCPのHDMI入力-標準
    • 3G-SDI(レベルA、レベルB)-Opt. 3G
    • HD SDI-標準
    • SD SDI-標準
    • デュアル・リンク(4:2:2、4:4:4、アルファ・チャン ネル、10ビット、12ビット)-標準
    • 2ch同時モニタリング-Opt. SIM
  • カラー・ガマット・モニタリング
    • アローヘッド表示-標準
    • ダイアモンド/スプリット・ダイアモンド表示-標準
    • スピアヘッド表示-Opt. PROD
    • LQV™(Luma Qualified Vector)表示-Opt. PROD
  • オーディオ・モニタリング
    • 16チャンネルのエンベデッド・オーディオ-Opt. AUD
    • ITU-R BS.1770-3に準拠したオーディオ・ラウドネス・ モニタリング-Opt. LOUD
  • 測定/解析機能
    • CEA708/608のクローズド・キャプション・モニタリン グ、テレテキスト、OP47サブタイトルの同時モニタリン グ-Opt. DATA
    • SDIデジタル・データ解析-Opt. DATA
    • SDI ANCデータ・インスペクタ-Opt. DATA
    • SDI 3Dモニタリング-Opt. S3D
    • カラー・バー、パソロジカル信号出力-Opt. GEN

使いやすさ

自照ボタンやオンライン・ヘルプを備えた直感的なユーザ・イン タフェースを採用しています。32個のプリセットにより、繰 り返し使用する設定をすばやく呼び出すことができます。プリ セットは前面パネルのポートからUSBメモリに転送し、他の ユニット(同モデル)で利用することができます。また、 Ethernetポートにより、スクリーンショットやエラー・ログ を簡単にダウンロードできます。

テクトロニクス独自のSee and Solve表示機能

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アラーム・ステータス、エラー・ログ、ビデオおよびオーディオ・セッションの 4タイル表示

"See and Solve"表示は、キャリブレーション、エラー検出、コン テンツ検証などのビデオ・モニタリング作業を容易にするだけ でなく、エラーを一目で見つけられるため迅速なトラブルシュー ティングが行えます。

SD/HD/3G-SDIビデオ波形を、RGB、YPbPr、YRGBまた は擬似コンポジットの見慣れたビデオ波形として表示できま す。SD/HD/3G-SDI信号成分は、パレードまたはオーバーレ イ・モードのいずれでも表示できます。

掃引速度の選択、垂直/水平拡大機能などにより、ビデオ波形 パラメータを効果的にモニタし、測定できます。

ステータス表示画面には、コンテンツに関するアラーム、セッ ションおよびステータスがまとめて表示されます。また、この多 機能表示画面はビデオ・ステータスも表示でき、エラー統計、 信号フォーマット、補助データの有無などをまとめて表示します。 重要なコンテンツ情報が一目で分かる当社独自のセッション/ス テータス表示画面により、モニタリング作業が容易になります。

ブラック/フリーズ・フレーム検出により、配信チェインで問 題が起こった場合にオペレータに知らせることができます。こ れらのエラーはエラー・ログに自動的に記録され、レポートが 作成されます。

アラーム、品質統計、ロギング- 詳細なコンテンツ検証をすばやく

WVR5250型には、画面下に常に表示されるステータス・バー のほかに、一目でステータスを確認できるさまざまな表示方法 が用意されています。

SDI、HDMIインタフェースともに、ビデオ・コンテンツ・ステー タス・サマリは、ビデオ・セッション画面に表示されます。こ の画面では時間情報も含めてステータスが表示されるので、 コンテンツのスクリーニング後に適合性の結果を確認するのに 最適です。入力フォーマットおよびセッション・タイムの情報 は、EDH/CRCエラー検出およびガマット・エラー検出、ブラック/フリーズ・フレーム検出の統計データとともに表示されま す。HDMIソースでは、HDMIフォーマット(カラリメトリ、 カラー空間、カラー深度、TMDSクロック、HDMI/DVI ID、 ピクセル繰返しレート、量子化レンジ)とHDCPステータスも 表示されます。EDID情報の表示は、接続時の問題診断に役立 ちます。

アラーム・ステータス画面では、測定器の現在のモニタ条件下 でのステータス情報が表示されます。

無人サイトでのモニタリング、QCアプリケーションをサポートす るエラー・ログ機能を備えています。10,000イベントのログを 記録できるため、障害の履歴を確認でき、迅速な障害の復旧に役 立ちます。ログには日付、時刻、タイム・コード(VITC、LTC、 ANC)が記録されます。エラー・ログはテキストまたはHTML フォーマットでUSBメモリまたはネットワーク経由で取り出せ、 表計算やデータベース・ソフトウェアで簡単に処理できます。

ピクチャ・モニタ表示-コンテンツをすばやく目視確認

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セーフ・エリア目盛とAFD情報によるピクチャ表示

コンテンツの品質確認のために、フル・スクリーン表示のフル カラー・ピクチャ・モニタ機能が備わっています。この表示は すべての入力フォーマットに対応しており、アスペクト比や有 効ライン数の自動調整機能もサポートしています。

ピクチャ表示では、RGBまたはコンポジット・ガマットのエラー 箇所を示す「ブライトアップ」表示を行うことができます。また、 ライン選択モードでは、選択されているラインをピクチャ・モニ タ上で容易に確認できます。

プリセットされたセーフ・アクション/セーフ・タイトル目盛 を選択しピクチャ・モニタ上に表示できるので、グラフィック やタイトルまたはロゴなどの位置が適切であるかどうかを簡単 に確認できます。

目盛の選択には、SMPTE RP218、ITUおよびARIB規格で規 定されているセーフ・アクション/セーフ・タイトル目盛、さ らにユーザが設定できる2種類の目盛があります。これらの目盛 により編集作業や、フォーマット変換などの作業を軽減します。

当社独自のガマット表示-ガマット検証を容易に

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スピアヘッド表示とダイアモンド・ガマット表示

当社独自のダイアモンド表示、スプリット・ダイアモンド表示、 アローヘッド表示により、コンテンツのガマット適合性検証の プロセスが簡単になりコンテンツのRGBガマットまたはコンポ ジット・ガマットの適合性を一目で確認できます。さらに、ガマッ ト・エラーのあるコンポーネントを簡単に特定できるように設 計されています。アナログのコンポジット・システムを対象と するSDIコンポーネント・コンテンツの場合、エンコーダを別 途用意しなくても、当社独自のアローヘッド表示でコンポジッ ト・ガマットの適合性をモニタできます。この表示は、ルミナン スのガマットの上限と下限を個別に設定でき、これらの表示で は、ガマットのスレショルドを任意に設定できるため、目的に 合わせてリミット値を適切に設定できます。また、EBU-R103 のプリセットも含んでいます。ピクチャ表示では、ガマット・ エラー箇所を示すブライトアップ表示を行うことができます。 また、WVR5250型には、アラーム・ロギング機能とアラーム・ レポート機能も組込まれています。

WVR5250型には、当社独自のLQV™(Luma Qualified Vector)表示、スピアヘッド表示を含む、新しいオプション による拡張カラー・ガマット・モニタリング機能(Opt. PROD)があり、当社独自のダイアモンド表示、スプリット・ ダイアモンド・ガマット表示と組み合わせることにより、正確 なカラー・ガマット調整のための包括的なカラー・ガマット・ モニタリング機能が得られます。

4タイル表示- アプリケーションに適した柔軟性のあるモニタリング構成

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4タイル表示により、複数の表示を同時に観測

当社は、さまざまなアプリケーションに合わせてカスタマイズ 可能な数多くの表示方法を用意しています。4タイル表示を使 用すると、1台の波形ラスタライザで異なった4種類の表示を 組み合わせることができます。2つまでの波形またはベクトル と、ピクチャ、ステータス、オーディオ・バーから選択するこ とができ、プリセットとして保存できるため、すばやく簡単に 呼び出すことができます。上図のように、波形パレード、ベク トル、ピクチャ、オーディオ・バーを4タイルで表示することで、 オーディオとビデオの信号を同時にモニタすることができま す。表示形式の組み合わせがあらかじめ設定されている計測器 とは異なり、4タイル表示は測定のニーズ、作業方法などによっ て独自に設定することができます。各タイルは、アラームとス テータス画面、セーフ・エリア目盛および各タイル表示のカー ソルなど個別に設定可能で、信号解析や監視を容易に行えるよ うにタイルを配置、設定することができます。

TandemVu®表示-波形表示とベクトル表示を自在に設定

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TandemVu®によるフル・スクリーン表示でのカメラのルミナンスとクロミナン ス調整

TandemVu®表示では、波形とベクトルまたはライトニングを 同時に表示できます。使用用途に合わせ、個々に拡大率や表示 位置を設定することができます。

TandemVu®による同時表示を用いることで、放送局のオペレー タは、制作スタジオや野外(中継車)におけるカメラ調整やバ ランス取りを効率よく実行することができます。

ライン選択を簡単に行えるライン・マーカが、フル・スクリーン およびサムネイル・ピクチャ・モードに装備されています。

ベクトル表示では、75%と100%カラー・バー信号用の目盛 を選択できます。

各表示画面は、入力信号に応じて適切な目盛を自動的に選択し て表示します。

2チャンネル同時モニタリング(Opt. SIM)

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波形とピクチャの2チャンネル同時モニタリングにより、複数のカメラ入力のモ ニタリングが可能

2チャンネルの同時モニタリング機能(Opt. SIM)は、複数の カメラ入力のモニタリングまたは入出力配信経路の比較に最適 です。中継車では、2つのカメラ入力の映像と波形表示が比較 できます。この機能により、オペレータはビデオ品質に関わる 問題が入力信号によるものか、または設備の障害によるものか を素早く判断できます。エンジニアは、配信経路の各ポイント で入力と出力信号を比較することによって技術的な問題を検出 し、原因を特定して、解決を迅速に行えます。

HDCPのHDMI入力

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複数の表示でEDID情報を含むHDMI入力が利用可能

HDMIは、カメラ、Blu-rayプレーヤ、セットトップ・ボック スなど、さまざまなアプリケーションで使用されています。 HDMI信号はHDCPを含むことができ、これにより著作権のあ るコンテンツの違法配布を防ぐことができます。HDCPは、主 にBlu-rayプレーヤやセットトップ・ボックスなどの民生機器 に対して有効にします。カメラや他の業務機器などのアプリ ケーションではHDCPを有効にせず、著作権のあるコンテンツ のコピー、配信を可能にします。HDCPに関する情報は、他の ビデオ・フォーマットに関する情報と共にVideo Session表 示に表示されます。HDMIのインタフェースはメタデータも 含んでおり、この情報のまとめはAux Data Status表示で確 認できます。HDCPコンテンツがある場合、DVI-I出力のSDI 出力とピクチャ表示は無効になり、切り替わったHDMI出力の ピクチャ表示を見るにはHDCP対応のモニタが必要になりま す。Video Session表示には、HDMI入力のHDMIメタデータ に関連した情報がまとめて表示されます。さらにメタデータが ある場合は、Aux Data Status表示に入/出力のEDID情報 のデータ値が表示されます。

3Dモニタリング

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左目/右目の3Dモニタリング

WVR5250型Opt. S3Dには、3Dモニタリング/表示機能が あります。3Dイメージは、2つのHD-SDI信号または3G Level Bフォーマットが組み合わされた、左目と右目のイメー ジからなります。あるいは、左目と右目のイメージは左右のイ メージとして1つのHD-SDI信号で送られます。さまざまな3D モニタリング・モードが用意されており、サイドバイサイドの イメージの差を確認することができます。この左目と右目の視 差差分から、物体の深度がわかります。ピクチャ・モードでは、 モニタリングのためのさまざまな表示モードを設定することが できます。

差分マップ表示-L-RまたはR-Lのルミナンス・ビデオ信 号の差からグレースケールの差分マップを表示することで、左 目と右目の差を観測します。

レッド/シアンのアナグリフ表示-左目のイメージは赤で、 右目のイメージはシアンで、左右の同一物体はモノクロで表示 されます。これにより、物体の差が特定でき、イメージにおけ る物体の深度が測定できます。

グリーン/マジェンタのアナグリフ表示-左目のイメージは グリーンで、右目のイメージはマジェンタで、左右の同一物体 はモノクロで表示されます。

チェッカボード表示-このピクチャ表示では、左目のイメー ジのブロック、次に右目のイメージのブロックと、16×9の チェッカボード・パターンで表示されます。これにより、左目 と右目のイメージ信号のレベルとカラーを比較することができ ます。

これらのモードにより、左目と右目のイメージの視差を比較し て、イメージ内の物体深度を理解するのに役立ちます。

3D測定

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ディスパリティ・グリッドによる3Dモニタリング

イメージ内の物体の深度測定(Opt. S3D)にはディスパリ ティ・グリッドをピクチャに重ねることができ、水平深度はス クリーン幅の1~15%で設定でき、垂直深度は50%、25%、 10%を選択することができます。ディスパリティ・グリッドは水平/垂直ポジション設定でピクチャ表示に対して移動する ことができ、イメージ内の物体の深度を測定することができま す。ディスパリティ・カーソルも使用でき、左目と右目のイメー ジの水平視差を正確に測定することができます。リードアウト は、カーソル間のピクセル差分、および物体の視差のパーセン トで表示されます。

3D調整用クアッド・ダイアモンド表示

テクトロニクス独自の新機能であるクアッド・ダイアモンド表 示(Opt. S3D)は、各成分(ルミナンス、レッド、グリーン、 ブルー)の0~100%の信号レベルを垂直方向に表示し、左右 の信号の差異ヒストグラムを観測することでカメラを調整しま す。2台のカメラのバランスがとれている場合は、各ダイアモン ドが垂直方向に表示されます。左右に差異がある場合は左右の イメージのバランスがとれていないことを示すため、垂直な表 示になるようにカメラを調整する必要があります。この表示は、 ポストプロダクションでの左右のイメージのカラー・コレク ションにも使用できます。

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3Dモニタリング

デジタル・オーディオとビデオ・モニタリング機能を1台に 統合(Opt. AUD)

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サラウンド・サウンドとラウドネス・モニタリング機能を持つオーディオ表示

WVR5250型(Opt. AUD)には高品質のデジタル・フィル タ機能とオーバーサンプリング機能が備わっており、正確で再 現性の高いオーディオ測定が行えます。16チャンネルのエン ベデッド・デジタル・オーディオ・モニタリングとオーディオ・ バー、リサージュ波形表示、サラウンド・サウンド表示*1をサ ポートし、ヘッドフォンによるモニタを簡単に行えるよう出力 端子を前面に備えています。このため、機器を別途用意するこ となくビデオとオーディオのモニタリングを1台で簡単に行う ことができます。エンベデッド・オーディオ入力をオーディオ・ バー表示にマッピングできるため、複数のステレオ信号からサ ラウンド/ステレオ・サポートまで、さまざまなオーディオ・ ミックスに対応することができます。

サラウンド・サウンド*1表示を備えた包括的なオーディオ・モ ニタ機能は、サラウンド・サウンドのチャンネル間相互の関係 を分りやすくグラフィック表示します。バー表示では、障害イン ジケータ、オーディオ・レベルおよびDolbyフォーマット情報 が表示されます。柔軟性の高いリサージュ表示では、任意の2 つのオーディオ・チャンネルを選択できます。

ラウドネス測定は、ITU-R BS.1770-3/1771、EBU R 128、ATSC A/85に準拠しています。ラウドネス・メータ (Opt. LOUD)はオーディオ表示内で利用でき、ショートター ムおよびロングタームのラウドネス測定が行えます。ラウドネ ス・セッション表示では、90秒から30時間までのラウドネス 測定をグラフ表示します。ラウドネス測定はネットワーク経由 またはUSBメモリに保存でき、後から詳細に解析できます。

専用のオーディオ表示により信号を詳細に観測できるため、 WVR5250型は総合的な波形/オーディオ観測が行えます。 各チャンネルの信号レベル、各種障害およびアクティブ・ビッ ト数がサマリ表示されます。さらにオーディオ・コントロール・ パケット表示やチャンネル・ステータス表示ができます。

Dolbyメタデータは、Dolbyステータス表示によってモニタできます。Dolbyステータス表示には、SMPTE 2020規格に準 拠したVANC Dolbyメタデータの詳細が表示されます。Dolby Eガードバンドのタイミング情報のモニタでは、エンベデッド・ オーディオ・チャンネルから1つ選択することができます。

1オーディオ・サラウンド・サウンド表示は、Radio Technische Werksütten GmbH and Co. KG(RTW)からライセンス供与されたものです。

各種タイミング(位相差)を簡単に測定

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タイミング検証を容易にするタイミング/ライトニング表示

同期は、ビデオ設備において最も基本的で、重要なものの一つ です。システム内の各装置は、ビデオ画像とオーディオ情報が 問題なく制作され、伝送され、ビデオ画像とオーディオ情報が 受信されるよう、同期をとる必要があります。直感的なタイミン グ表示により、リファレンスに対するHD信号とSD信号の間の タイミング・オフセットをわかりやすく表示します。(HDMI 入力ではタイミング表示は機能しません。)

当社独自のタイミング表示では、シンプルなグラフィカル表示 により、入力信号のリファレンス信号(または保存されたオフ セット・リファレンス)に対する相対タイミングを縦・横2軸 の四角枠内で表示でき、設備のシステム・タイミング調整、確 認を簡単に行えます。丸印がディスプレイの中央にくるように タイミングを調整することにより、垂直オフセットをライン数 で、水平オフセットをμsで正確に、直接測定できます。

ライトニング表示にはルミナンスとクロミナンス振幅が表示さ れ、カラー・バー信号を使用してコンポーネントのタイミング(位 相差)を確認できます。当社独自のボータイ表示は、ライトニン グ表示のタイミング測定機能をサポートします。コンポーネン ト・フォーマットの特殊なボータイ・テスト信号を使用すると、 チャンネル間の振幅とタイミング差を正確に測定できます。

信号パスのトラブルシュート

Opt. GENの簡易テスト信号はSDIに対応し、100%または 75%のカラー・バーとパソロジカル・テスト信号を出力します。 この信号は、別途ゼネレータを追加しないで機器の信号パスを トラブルシュートする際に役立ちます。

エンジニアおよびオペレータ向けの優れたデータ解析機能 (Opt. DATA)

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ANCデータ・インスペクタによるコンテンツの詳細解析

ANCデータ・インスペクタは、直感的なANCデータ表示から、 必要なVANCデータがすべてあること、また正しく設定されて いることを簡単、正確に確認できる画期的なソリューションです。

他のソリューションに比べて、すばやく、簡単にVANCデータ を確認できます。エラーが検出されるとより詳細なデータ・パ ケットが表示でき、詳細に解析することができます。

CEA708/608クローズド・キャプションとテレテキスト・ サブタイトルは同時にデコードされ、ピクチャ表示内で個別に 表示できます。テレテキスト・サブタイトル・ページは、 WSTまたはOP47フォーマットのいずれかでデコードするこ とが可能です。

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補助データ・ステータスを使用したANCデータ(クローズド・キャプション、 タイム・コード、AFD)のモニタリング

補助データ・ステータス表示では、SMPTE 2016に準拠した AFD(Active Format Description)、ビデオ・インデックス・アスペクト・レシオ、ワイド・スクリーン・シグナリング(WSS)、 V-Chip、TSID、CGMS-A、放送フラグ、CEA708/608の クローズド・キャプション、テレテキスト、タイムコードなど の詳細なメタデータが表示されます。

今日では、プロセス・チェインを経由してさまざまなメタデー タがさまざまな機器に送られています。このメタデータをモニ タリングすることは、プロセス機器がこの信号を正しくハンド リングしていることを確認する上で重要になります。例えば、 AFDのフォーマットが適切であることを確認すれば、表示のア スペクト・レシオも正しいことが確認できます。また、 WVR5250型のピクチャ表示の自動AFD目盛表示、バイナリ・ データ、テキスト表示も利用できます。

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データリスト表示によるピクセルごとの詳細情報

データリスト表示には、HD/SD SDIおよび3G-SDI(Opt. 3G)入力信号の実際のデータ値に関する詳細情報が表示され ます。また、この表示機能を使用して、入力信号のプロトコル・ エラーを特定することができます。(HDMI入力では、データ リスト、ANCデータ・インスペクタは機能しません。)

表示の右側には、16進数、10進数または2進数フォーマット のデータ値が示され、以下のカラー・コーディングを使用して、 データ・タイプおよびエラーを簡単に識別できます。

  • グリーン-アクティブ・ビデオ・データ
  • ブルー-水平/垂直ブランキング・インターバルのデータ
  • ホワイト-EAV、SAV、およびLN、CRC
  • イエロー-通常許容値以外のデータ
  • レッド-不正値を持つデータ

表示の左側には、サンプル番号に対応した補間のないデジタル 波形が示されます。ビデオ・モードまたはデータ・モードのい ずれかに合わせて表示を設定できます。

ビデオ・モードでは、Y、Cb、Cr波形が時間的に整列されて 表示されます。波形表示のように、Y、Cb、Cr成分を個別に 表示のオン/オフを設定できます。

対応フォーマット(ビデオ入力および外部リファレンス)

SettingSD
(標準)
HD
(標準)
外部リファレンス入力
2値Sync3値720p3値1080p3値1080i1080 sf
NTSCPAL50 Hz59.94 Hz60 Hz23.98 Hz24 Hz50 Hz59.94 Hz60 Hz23.98 Hz24 Hz

幅広い信号フォーマットの自動検出

WVR5250型波形ラスタライザは、さまざまな入力信号フォーマットと外部リファレンスに対応しています。信号フォーマットは自動的に検出され、適切 な表示になるように自動的に設定されます。

BT601 483i, 59.94 Hz (525)X   X      X            X         
BT601 576i, 50 Hz (625)X      XX            X            
296M 720p, 23.98 Hz   XX      X   X      X   X   
296M 720p, 24 Hz   X            X   X      X   X
296M 720p, 25 Hz   X   XX            X            
296M 720p, 29.97 Hz   XX      X            X         
296M 720p, 30 Hz   X            X            X      
296M 720p, 50 Hz   X   XX            X            
296M 720p, 59.94 Hz   XX      X            X   X   
296M 720p, 60 Hz   X            X   X      X   X
240M 1035i, 59.94 Hz   XX      X            X         
240M 1035i, 60 Hz   X            X   X      X   X
274M 1080i, 50 Hz   X   XX            X            
274M 1080i, 59.94 Hz   XX      X            X         
274M 1080i, 60 Hz   X            X   X      X   X
274M 1080p, 23.98 Hz   XX      X   X      X   X   
274M 1080p, 24 Hz   X            X   X      X   X
274M 1080p, 25 Hz   X   XX            X            
274M 1080p, 29.9 Hz   XX      X            X         
274M 1080p, 30 Hz   X            X            X      
274M 1080sf, 23.9 Hz   XX      X   X      X   X   
274M 1080sf, 24 Hz   X            X   X      X   X
274M 1080sf, 25 Hz   X   XX            X            
274M 1080sf, 29.9 Hz   XX      X            X         
274M 1080sf, 30 Hz   X            X            X      

対応フォーマット(デュアル・リンク)

フォーマットサンプル構造フレーム/フィールド・レート
デュアル・リンク
1920 × 10804:2:2 YCbCr 10 ビット60、60/1.001および 50プログレッシブ

4:4:4 RGB

4:4:4:4 RGB +A 10 ビット

30、30/1.001、25、 24および24/1.001 プログレッシブ、PsF 60、60/1.001および 50フィールド・ インタレース
4:4:4 RGB 12 ビット

4:4:4 YCbCr 10 ビット

4:4:4:4 YCbCr +A 10 ビット

4:4:4 YCbCr 12 ビット

4:2:2 YCbCr 12 ビット

4:2:2:4 YCbCr +A 12 ビット

2048 × 1080

4:4:4 RGB

4:4:4:4 RGB +A 10 ビット

30、30/1.001、25、 24および24/1.001 プログレッシブ、PsF
4:4:4 RGB 12 ビット

4:4:4 YCbCr 10 ビット

4:4:4:4 YCbCr +A 10 ビット

4:4:4 YCbCr 12 ビット

4:2:2 YCbCr 12 ビット

4:2:2:4 YCbCr +A 12 ビット

4:4:4 XYZ 12 ビット

対応HDMIフォーマット

CEAフォーマット
番号
ビデオ・フォーマット対応カラー深度
1*640 x 480p, 59.94/60 Hz, 4:324/30/36 ビット
2720 x 480p, 59.94/60 Hz, 4:324/30/36 ビット
17720 x 576p, 50 Hz, 4:324/30/36 ビット
41280 x 720p, 59.94/60 Hz, 16:924/30/36 ビット
191280 x 720p, 50 Hz, 16:924/30/36 ビット
51920 x 1080i, 59.94/60 Hz, 16:924/30/36 ビット
201920 x 1080i, 50 Hz, 16:924/30/36 ビット
161920 x 1080p, 59.94/60 Hz, 16:924/30 ビット
311920 x 1080p, 50 Hz, 16:924/30 ビット
321920 x 1080p, 23.98/24 Hz, 16:924/30/36 ビット
331920 x 1080p, 25 Hz, 16:924/30/36 ビット
341920 x 1080p, 29.97/30 Hz, 16:924/30/36 ビット
   制限付サポート:4:2:2 YCbCr、4:4:4 YCbCr   
   制限付および全量子化レンジ・サポート:4:4:4 RGB   
* RGBのみサポート   

対応するフォーマット(3Gシングル・リンク)

フォーマットサンプル構フレーム/フィールド・レート
3G-SDIフォーマット
シングル・リンク
1920 × 1080

4:2:2 YCbCr 10 ビット

Level A and Level B

50、59.94、60 プログレッシブ

4:2:2 YCbCr 10 ビット

Level B

23.98、23.98 sF、24、 24sF、25、 25sF 29.97、 29.97sF、30、 30sFプログレッシブ50、 59.94、 60インタレース

4:4:4 YCbCr 10 ビット

4:4:4:4 YCbCrA 10 ビット

Level B

4:4:4 RGB 10 ビット

4:4:4:4 RGB +A 10 ビット

Level B

4:4:4 RGB 12 ビット

Level B

4:2:2 YCbCr 12 ビット

4:2:2:4 YCbCrA 12 ビット

Level B

4:4:4 YCbCr 12 ビット

Level B

2048 × 1080

4:4:4 RGB 12 ビット

Level B

23.98、23.98 sF、24、 24sF、25、25sF、 29.97、29.97 sF、30、 30sFプログレッシブ

4:4:4 XYZ 12 ビット

Level B

2 × HD

1920 × 1080

4:2:2 YCbCr 10 ビット

Level B

23.98、23.98 sF、24、 24sF、25、25sF 29.97、29.97sF、30、 30sFプログレッシブ50、 59.94、 60インタレース

2 × HD

1280 × 720

4:2:2 YCbCr 10 ビット

Level B

23.98、24、25、 29.97、30、50、 59.94、 60プログレッシブ
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