SPG8000A型データ・シート

マスタ・シンク/マスタ・クロック・リファレンス・ゼネレータ

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SPG8000A型は、マスタ同期、リファレンス・アプリケーションに最適なマルチフォーマットのビデオ・シグナル・ゼネレータです。ブラック・バースト、HD 3値シンク、シリアル・デジタル/アナログ・コンポジットのテスト・パターンなど、さまざまなビデオ・リファレンス信号、さらにタイム・コード、NTP(Network Time Protocol)、IEEE1588 PTP(Precision Time Protocol)などのタイム・リファレンス信号を出力できます。

主な特長
  • 複数の独立したブラック・バーストとHD 3値シンク出力を装備し、テレビ放送またはプロダクション設備で必要なすべてのビデオ・リファレンス信号を提供
  • 4つのLTC出力、ブラック・バースト出力のVITC、NTPサーバにより、さまざまなフォーマットによるタイム・リファレンス信号を出力可能
  • SMPTEST2059-1/ST2059-2プロファイルなど、PTP(IEEE 1588)をサポート
  • GPS/GLONASSベースの同期により、正確な時刻リファレンス、ビデオ位相リファレンスが可能で、複数のSPG8000A型を互いにロック可能
  • Stay GenLock™機能とGPSホールドオーバ・リカバリ機能により、外部リファレンス入力またはGPS信号が一時的に喪失した際の同期ショックを軽減
  • シリアル・デジタル・フォーマット(SD、HD、3G-SDI)とコンポジット・アナログ・フォーマット(NTSC、PAL)について、豊富なビデオ・テスト・パターンを装備
  • デュアル・ホットスワップ電源により、連続的なリファレンス信号出力が可能
  • ウェブベースのインタフェースによるリモート設定とSNMPによるステータス/アラート情報により、管理が容易
アプリケーション
  • 放送局、スタジオ、モバイル、ポストプロダクション向けのシンク・パルス・ゼネレータ、タイム・リファレンス・ゼネレータ
  • 配信システム・アーキテクチャ向けのマスタまたはスレーブ(GENロック)動作
  • ビデオ機器の検証、設備リンク・テスト、ディスプレイの校正

マスタ・ビデオ同期/タイム・リファレンス・ゼネレータ

標準で、独立した出力フォーマット(NTSC/PALのブラック・バースト、HD 3値シンク)で構成可能な3つのシンク出力と、独立して調整可能なタイミング・オフセット機能を装備しています。Opt. BGでは、さらに4つのアナログ出力が追加できます。高確度なOCXO(恒温槽型水晶発振器)により、システムに安定した周波数リファレンスを提供し、パススルーGENロック入力により外部ビデオ・リファレンスまたは10MHz連続波形信号にロックできます。

SPG8000A型のStay GenLock機能により、外部リファレンスが一時的に変動した場合でも、各出力信号の周波数、位相が維持され、「同期ショック」を避けることができます。

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タイム・リファレンス出力は、さまざまなフォーマットで利用できます。3つの独立したLTC(Linear Time Code)出力が利用でき、4番目のLTC接続は入力または出力として使用できます。各LTC出力では、独立したフレーム・レート選択、タイム・ソース(時刻またはプログラム時間)、タイム・ゾーン・オフセットを使用できます。VITC(Vertical Interval Time Code)は、NTSCまたはPALの各ブラック出力、および独立したタイム・ソース、オフセットで利用できます。SPG8000A型はNTP(Network Time Protocol)またはPTP(Precision Time Protocol)グランドマスタ・クロックとして機能し、ネットワークに接続したデバイスの時刻リファレンスにもなります。

GPS/GLONASSレシーバ(オプション)

Opt GPSを使用することでSPG8000A型に内蔵レシーバが追加され、GPS信号およびGLONASS信号の受信が可能になります。標準GPS/GLONASS RF信号を受信可能な外部アンテナ(SPG8000ANT型など)を接続することにより、SPG8000A型ではGPS/GLONASSシステムの安定した周波数リファレンスを利用できます。

GPS/GLONASS信号は、すべてのタイム・コード出力で使用できる、正確な時刻リファレンスを含んでいます。Stay GenLock™機能と同様にGPS/GLONASS信号が途絶するとビデオの周波数と位相を維持し、ホールドオーバ・リカバリ機能により、GPS/GLONASS信号が復帰した場合に周波数と位相を穏やかに調整します。

テスト信号出力

SPG8000A型は、オプションでさまざまなテスト信号出力を装備することができます。Opt. BGは、カラー・バー等のテスト信号出力または追加のブラック・バースト出力として機能する2つのコンポジット・アナログ出力(NTSCまたはPAL)を装備します。

Opt. SDIは、2チャンネル完全独立のシリアル・デジタル・ビデオ・ゼネレータ機能を装備します。チャンネルごとに任意のSD/HDまたは3G-SDIのフォーマット、フレーム・レートに設定できます。選択されたテスト・パターンは、チャンネルごとに2出力同時に出力することも、あるいは1つの出力をデジタル・ブラックの生成に使用することもできます。

カラー・バー、コンバージェンス・グリッド、ステップ・スケール、ランプ、マルチバースト、SDIパソロジカル・テスト・マトリクス、リアルタイム・プログラマブル・ゾーン・プレート・ゼネレータなど、さまざまなテスト・パターンが装備されています。任意のユーザ定義テスト・パターンとして、ビットマップ・イメージをSPG8000A型にダウンロードできます。テスト・パターンには、IDテキスト、バーンイン・タイム・コード、サークル、カラー・ロゴ・オーバレイが追加でき、ANCタイム・コード、ユーザ定義パケットなど、いくつかのANCデータ・パケット・タイプをSDI出力信号に挿入できます。

オーディオ・リファレンス信号

SPG8000A型では、いくつかのオーディオ・リファレンス信号も出力できます。標準構成では48kHzのワード・クロック出力を使用でき、Opt. AGを使用すると5つのAES/EBU出力ペアも使用できます。1つのペアはデジタル・オーディオ・リファレンス信号(DARS)出力専用、残りの4ペアは8チャンネルで独立したトーン周波数と振幅設定のテスト・トーン出力として使用されます。

Opt. SDIを使用することで、Dolby Eフォーマットを含むオーディオ・トーンを、SDI出力のそれぞれにエンベデッド・オーディオとして生成することができます。さまざまなDolby Eオーディオ・フレームの開始位置を設定することにより、信号経路にある信号処理装置のエラー処理機能をテストできます。Dolby Eテスト・ストリームには、エンベデッドDolby Eメタデータも挿入されます。Dolby Eプログラム・コンフィグレーションとして、モノ、ステレオ、5.1および7.1サラウンド・サウンドがサポートされています。

リモート・アクセス

SPG8000A型には、リモート・アクセス用に10/100/1000BASE-T Ethernetインタフェースを装備しています。ウェブベースのユーザ・インタフェースにより、すべての設定が行え、システム状態をモニタすることができます。

アラームや重要なステータス情報はSNMP(Simple Network Management Protocol)メッセージ経由でも得られるため、ネットワーク管理システムに容易に統合できます。リモート制御とアラーム・レポートはGPI(General Purpose Interface)でも実行できます。また、前面パネルにはUSBポートも装備しているため、プリセットや他のユーザ・データのバックアップ、リストア、システム・ファームウェアの更新などが行えます。

バックアップ電源(オプション)

重要なアプリケーションのため、SPG8000A型は2台目の電源モジュールを装備することができます。通常の使用では、このバックアップ電源はほとんど使用されず、主電源が落ちたときに使用可能な時間が最大に確保されるように機能します。バックアップ電源は日に一度は負荷テストされ、必要に応じて主電源として機能することが確認されます。

各電源の使用時間は、「温度重み付時間」として記録されており、電源を使用可能な残り時間を正確に推測するために使用されます。電源の寿命が近づくと、前面パネルのLEDが点灯します。

何らかの原因で主電源が遮断されても、システム動作に支障をきたすことなくバックアップ電源に切り替わります。電源モジュールはホットスワップで交換が簡単であり、また電源ケーブルが誤って外れないようにロック機構を備えています。

入力仕様

すべての仕様は、特に断りのないかぎり、すべての機種に適用されます。

リファレンス入力
コネクタ
BNC×2、パッシブ・ループスルー
入力インピーダンス
75Ω
入力信号
NTSC/PALブラック・バースト
HD 3値シンク

1080/60/59.94/50I

1080/30/29.97/25/24/23.98P

1080/24/23.98PsF

720/60/59.94/50P

10MHz連続波
振幅レンジ
-8dB~+6dB
S/N比
40dB以上
SCH位相
0 ±40°
リターン・ロス
30dB以上(300kHz~10MHz)
ロック安定度
±3dBの振幅変化に対して
1ns未満
バースト・ロック時のジッタ
シンク・ロック時のジッタ
1ns未満
CWロック時のジッタ
1ns未満(代表値:1°)
GENロック
タイミング調整レンジ
カラー・フレーム内のいずれかの位置
タイミング調整分解能
NTSC/PALサブキャリアの0.5°未満、3値シンク入力で1ns
カラー・フレーミング
リファレンス信号のSCHエラーが最大±45°まで正確さを保つ
GENロック・レンジ
±7.5 × 10-6
GPS-GLONASSレシーバ(Opt. GPS)
タイプ
L1周波数(GPS:1575.42MHz、GLONASS:1602.00MHz)、C/Aコード、32チャンネル
時間確度
GPS/GLONASS/UTCに対して150ns以内
取込時間
46s未満(50%)、50s未満(90%)、コールド・スタートから
GPS/GLONASSアンテナ入力(Opt. GPS)
コネクタ
BNC
入力インピーダンス
50Ω、内部終端
アンテナ電源用DC出力電圧
3.3Vまたは5V(55mA)
障害保護
短絡/開放の検出と保護
リターン・ロス
8dB(1575MHz)
タイム・リファレンス
ソース
GPSまたはGLONASS信号、LTC入力、またはNTSC/PAL GENロック入力のVITCリード
タイム・ゾーン・オフセット
-23:59~+23:59 
夏時間調整
カレンダーまたは手動により開始/停止のスケジュールを設定可能、オフセット調整機能付
うるう秒調整
スケジュールされた日で00:00 UTCを挿入、または最長24時間の延長
LTC入力
コネクタ
DSUB 15ピン。オプションのブレークアウト・ケーブルでXLRコネクタに変換可能
フォーマット
24fps(24Hzまたは23.98Hz)、25fps、30fps、30fpsドロップフレーム(29.97Hz)、SMPTE12M
ビデオへのタイミング
SMPTE 12Mに準拠し、可能なタイミング・レンジの最低90%で連続して動作
信号電圧レンジ
0.5~10Vp-p差動、1~5Vp-pシングルエンド
ノイズ耐性
−30dB SNR RMSホワイト・ノイズ、P-P信号レベルで10kHz帯域、または-10dB SNR、5MHzホワイト・ノイズ
ハム耐性
0dBハム・信号比
エラー・イミュニティ
有効と判断される時間に対して、一貫性のあるタイム・コードの100連続フレームを検出すること
入力インピーダンス
600Ω差動、300Ωシングルエンド(公称値)

ご注文の際は以下の型名をご使用ください。

型名
SPG8000A

マスタ・シンク/マスタ・クロック・リファレンス・ゼネレータ基本ユニット

スタンダード・アクセサリ:GENロック入力とループスルー出力、3つのアナログ・コンポジット・ブラックまたはHD 3値シンク出力、LTC入出力(4出力または1入力/3出力)、48kHzワード・クロック出力、汎用インタフェース、10/100/1000 EthernetとNTPサーバ、SNMP

SPG8000ANT
GPS/GLONASS衛星信号受信用のGPS/GLONASSルーフトップ・アンテナ(5.0VDC、1588MHzレンジ、Fコネクタ)。Opt GPSを装備したSPG8000A型の内蔵GPS/GLONASSレシーバで使用
機器のオプション
製品オプション
AG
DARS出力とAES/EBUテスト信号出力の追加(オーディオ・チャンネル×8)
BG
2チャンネルのアナログ・ブラック・バーストまたは3値出力、さらに2チャンネルのアナログ・バーストまたはコンポジット・アナログ・テスト信号出力の追加
GPS
内蔵GPS/GLONASSレシーバを含む、GPS/GLONASSマスタ・クロック同期機能およびNTPサーバのサポートを追加
PTP
SMPTE ST 2059-1/ST 2059-2プロファイルを含む、PTP(IEEE 1588)のサポートを追加
SDI
2つの独立した3G/HD/SD-SDIテスト信号およびテスト/ブラック信号出力(エンベデッドDolby Eオーディオ・テスト信号を含む)の追加
アクセサリ・オプション
DPW
2台目のホットスワップ対応の予備(バックアップ)電源および電源コードの追加
LX
Gigabit Ethernet光SFPモジュールの追加(1310nm、シングルモード、LCコネクタ)
RACK
SPG8000A型用ラックマウント・スライドおよびレール・キット(高さ:1RU、奥行:標準)
SX
Gigabit Ethernet光SFPモジュールの追加(850nm、マルチモード、LCコネクタ)
XLR
SPG8000A型のD-Sub GPI/LTCコネクタを、4つのXLRコネクタ(オス、LTC入出力用)および3つのBNCコネクタ(オス、GPI入出力用)に接続するためのアダプタ・ケーブル(長さ:約180cm)の追加
電源プラグ・オプション
Opt.A0
北米仕様電源プラグ(115 V、60 Hz)
Opt.A1
ユニバーサル欧州仕様電源プラグ(220 V、50 Hz)
Opt.A2
イギリス仕様電源プラグ(240 V、50 Hz)
Opt.A3
オーストラリア仕様電源プラグ(240 V、50 Hz)
Opt.A5
スイス仕様電源プラグ(220 V、50 Hz)
Opt.A6
日本仕様電源プラグ(100 V、50/60 Hz)
Opt.A10
中国仕様電源プラグ(50 Hz)
Opt.A11
インド仕様電源プラグ(50 Hz)
Opt.A12
ブラジル仕様電源プラグ(60 Hz)
Opt.A99
電源コードなし
サービス・オプション
Opt.C3
3年標準校正(納品後2回実施)
Opt.C5
5年標準校正(納品後4回実施)
Opt.D1
英文試験成績書
Opt.D3
3年試験成績書(Opt. C3と同時発注)
Opt.D5
5 年試験成績書(Opt. C5 と同時発注)
Opt.G3
3年間ゴールド・サービス・プラン
Opt.G5
5年間ゴールド・サービス・プラン
Opt. R3
3年保証期間
Opt.R5
5年保証期間
保証オプション
Opt. R3DW
3年間の修理サービス(製品保証期間を含む)、購入時からの3年間
Opt. R5DW
5年間の修理サービス(製品保証期間を含む)、購入時からの5年間
SPG800AUPフィールド・アップグレード
DPW
交換用または2台目のホットスワップ対応の予備(バックアップ)電源の追加。電源プラグのオプションを指定していただく必要があります(電源プラグ・オプションを参照)。
LX
Gigabit Ethernet光SFPモジュールの追加(1310nm、シングルモード、LCコネクタ)
PTP
SMPTE ST 2059-1/ST 2059-2プロファイルを含む、PTP(IEEE 1588)のサポートを追加
RACK
SPG8000A型用ラックマウント・スライドおよびレール・キット(高さ:1RU、奥行:標準)
SX
Gigabit Ethernet光SFPモジュールの追加(850nm、マルチモード、LCコネクタ)
XLR
SPG8000A型のD-Sub GPI/LTCコネクタを、4つのXLRコネクタ(オス、LTC入出力用)および3つのBNCコネクタ(オス、GPI入出力用)に接続するためのアダプタ・ケーブル(長さ:約180cm)の追加

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Opt. XLRアダプタ・ケーブル


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