SDX100・SDXUP

SerialXpress®- 任意波形ジェネレータ用ジッタ生成ソフトウェア

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特長

  • 優れた柔軟性:柔軟性のあるジッタ生成機能により、Pj、Rj、ISI、ノイズ、遅延などのジッタ・パラメータの変更や組合せが自由に行える
  • 容易な複製:信号はデジタル的に合成される。すべてのAWGの設定を簡単に呼び出すことができ、他のAWGにも簡単に設定状態を複製できる
  • アナログ的なデジタル信号:実際のデジタル信号はアナログ的であるため、リアルな信号出力を行うAWGの性能を十分に引き出すことが可能
  • 優れた操作性:さまざまなSjを追加コストの必要なしに波形に統合可能。帯域制限したRjを簡単に注入可能
  • クレスト・ファクタ・エミュレーション(CFE):ビット・パターンに必要な任意のピーク擬似ランダム・ジッタが設定できるため、テスト時間が短縮可能。テスト・ケースは正確に繰り返すことでできるため、迅速なレシーバ・デバッグ・サイクルが可能。ランダム・ジッタのクレスト・ファクタを正確に制御してワーストケースのシナリオを作成し、レシーバにストレスを加えることも可能
  • プログラム可能なプリ/ディエンファシスとプリシュート:PCIe、10GbE、SAS、USB 3.0などの次世代の規格では、プリ/ディエンファシスの信号生成で複数のタップが必要であり、優れたプリ/ディエンファシス機能により、サンプルごとにプリ/ディエンファシス、プリシュートをプログラム可能
  • Sパラメータ・フィルタによるチャンネル・エミュレーション:Touchstone形式のファイルをインポートしてケーブル・エミュレータの動作をシミュレーションできる。また、ジッタなどのパラメータを加えて調整することもできる。インポートしたTouchstoneファイル・データを編集してISIを調整しながらレシーバの応答を観測することもできる。InverseFilteringオプションを選択することで、チャンネルの特性を打ち消すこともできる。適度なプリエンファシスを加えたり、立上り時間を変化させたりすることで、閉じたアイを開くことができる。6つまでのTouchstoneファイルをカスケードし、コネクタ、フィクスチャを含むトータル・チャンネルのエミュレートが可能
  • ISIの直接注入:ISIが簡単に、直接注入できる。不便なFR4配線などを使用する必要がなく、切り換えの際に必要となるキャリブレーションも不要
  • プリセット:AWGシリーズとの併用で、500kbpsから8Gbpsまでの最新の規格に対応可能。プリセットが用意されているため、すばやくテストを開始できる
  • オフライン・モード:外部のPC上で実行できるため、大きな波形合成に要する時間が短縮でき、AWGはテストに集中できる

アプリケーション

  • 高速シリアル通信向レシーバの設計、デバッグ、特性評価、コンプライアンス・テスト
  • SATA、PCI Express、SAS、DisplayPort、FibreChannel、HDMI、USB、MIPIのレシーバ・テスト

ジッタ生成が容易に

SerialXpressは、強力で使いやすい、任意波形ジェネレータ(AWG)用高速シリアル・データ信号生成ソフトウェア・パッケージです。テクトロニクスAWG5000/7000シリーズ任意波形ジェネレータ、または外部のPC上で利用できます。

高速シリアル通信向レシーバの設計検証、マージン/特性評価、適合性試験で必要となる、詳細で再現性のある波形を生成することができます。信号生成とジッタのシミュレーションが大幅に簡素化でき、開発とテストの時間を短縮することができます。

ジッタ(ランダム、周期(正弦波)、シンボル間干渉(ISI)、デューティ・サイクル・ディストーション(DCD))だけでなく、拡散スペクトラム・クロッキング(SSC)、プリエンファシス、ノイズの追加などにも対応できます。これにより、さまざまなディストーション状態を同時に合成した信号の生成が可能になり、レシーバにストレスを加えることができます。また、当社オシロスコープで取込んだ波形を、任意波形ジェネレータを使って再生することもできます。

プラグラム可能なインタフェースにより、RFXpressをテスト自動化システムに簡単に統合できます。

スクランブル、PWM、4-PAM、8B/10Bのエンコード

入力データ・パターンは、多項式で設定することによりスクランブルできます。ジッタ、SSC、ISIなどの障害を加える前の入力パターンが8ビット・ワード・フォーマットの場合、8B/10Bのエンコードが可能です。また、パルス幅変調(PWM)によりパターンのデューティ・サイクルも設定できるため、4-PAMのビット・ストリームにエンコードすることもできます。

ジッタの付加

さまざまな振幅、周波数、位相を持った、4つまでの正弦波周期ジッタをベース・パターンに加えることができます。帯域を制限した3つまでのランダム・ジッタを、ベース・パターンに加えることもできます。

SSCの付加

SSCについては、プロファイル、拡散方式、周波数偏移、拡散周波数、df/dtを細かく設定して加えることができます。三角波、正弦波、カスタムのSSCプロファイルをサポートしており、カスタムのSSCプロファイルではユーザ定義のプロファイルをインポートでき、SSCとして任意の形状をベース・パターンに加えることができます。また、SSCスロープの正確な位置とdf/dtの期間を設定することもできます。

プリエンファシス/ディエンファシスとノイズ

PCI Expressなど、多くの規格では、出力波形をプリエンファシス/ディエンファシスすることが必要になります。SerialXpressは、ジッタ・パラメータと共に、プリシュートを含むプリエンファシス/ディエンファシスを加えることができます。チャンネルの近端と遠端の両端で垂直軸ノイズを加えることもできます。

ISIの生成

SerialXpressは、2種類の方法でISIを生成することができます。一つは、ISIの値を直接注入する方法です。もう一つは、当社サンプリング・オシロスコープまたはベクトル・ネットワーク・アナライザで取込んだSパラメータのインパルス応答をベース・パターンに直接畳み込むことにより、チャンネル特性を再現します。インバース・フィルタを適用すれば、チャンネルの特性をシステムから打ち消すことができます。また、Sパラメータ内のISIは上下にスケーリングできるため、チャンネルの特性を変化させることができます。

遅延

SerialXpressは波形を遅延させることができ、チャンネルまたはパターン間でスキューを生成することもできます。

ベース・パターン

SerialXpressには、SATA、DisplayPort、SAS、PCI Express、HDMI、USB、MIPI、Fibre Channelなどの規格のサンプル・パターンがバンドルされています。パターンは、バイナリ、シンボルまたはHEX(16進)エディタで直接入力するか、ファイルとしてロードします。

アイドル・ステート*1

SATAなどの規格では、アイドル・ステートの後にバーストが続くOOB信号が必要です。パワー・デバイダなどで信号を合成することなくアイドル・ステートを直接生成できます。このアイドル・ステート波形にノイズ、オフセットを加えることもできます。アイドル・ステートは、パターン定義の一部としても設定することができます。

キャリブレーション

SerialXpressは、当社オシロスコープを直接制御しながら、AWGから出力される周期ジッタ、ランダム・ジッタを校正したりするためのキャリブレーション・ルーチンを内蔵しています。マニュアル校正の必要がないため、キャリブレーション時間を短縮することができます。

帯域拡張フィルタ

帯域拡張フィルタを適用することで、AWGの立上り時間を改善することができます。例えば、AWG7122C型Opt. 06に適用すれば高い周波数におけるDACのロールオフを補正できるため、帯域は9GHzまで拡張できます。

*1 アイドル・ステート(z)をパターン定義に含める場合、ジッタは適用できません。

マーカ出力

マーカ出力は、入力ベース・パターンと同じように設定したり、サブデータ・レートなどのユーザ定義の周波数のクロックで出力するように設定することもできます。

バッチ処理

バッチ処理により、ランダム・ジッタと最大4種類の周波数の正弦波ジッタを組合せて複数の波形を一括生成することができます。

オーバビュー・ウィンドウ

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オーバビュー・ウィンドウ

パターンに対するジッタ等の適用状況は、オーバビュー・ウィンドウから確認できます。また、オーバビュー・ウィンドウから適用をオン/オフできます。

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