お問い合わせ

テクトロニクス担当者とライブ・チャット: 午前6時~午後4時30分 PST

電話

お問い合わせ先: 1-800-833-9200

時間:9:00~12:00、13:00~17:00

ダウンロード

マニュアル、データシート、ソフトウェアなどのダウンロード:

ダウンロード・タイプ
型名またはキーワード

TCR801型 データ・シート

光クロック・リカバリ・ユニット

オンラインで読む:

TCR801型光クロック・リカバリは、26GBdと53GBdに対応した、デュアル・バンド・クロック・リカバリ・ユニットです。TCR801型は高度なアーキテクチャを備えており、ユーザは規格に準拠するように位相ロック・ループ(PLL)帯域を調整できます。また、他のテスト/測定機器と組み合わせて使用することもできるので、光設計のテストや検証に不可欠なコンポーネントとして活用していただけます。

主な特長

  • 以下の2つのレンジに対応:
    • 25.6~29GBd(PAM2/NRZ/PAM4)
    • 51.2~58GBd(PAM2/NRZ/PAM4)
  • 波長:1,250nm~1,650nm
  • 調整可能なPLL帯域により、標準的なコンプライアンス・テストに必要な"Golden PLL"応答の構成が可能
  • 豊富なロック・モード(インテリジェント・オート・リロック、クイック・リロック、前面パネルからのロックの開始など)
  • 2つの独立したRFクロック出力
  • 光入力信号が利用できない場合でも調整可能なクロック出力の合成が可能
  • 液晶ディスプレイ(2×20):ネットワークIPアドレス、現在のロック状態、測定されたシンボル・レートなどを表示

アプリケーション

  • 高速I/Oコンポーネント/システムの設計/検証
  • シグナル・インテグリティ解析
  • 業界標準規格テスト:400GBASE-FR8、400GBASE-DR4などの25G、50G、100G、200G、400G、IEEE 802.3規格、およびその他の光直接検波規格

ユーザ・インタフェース

TCR801型光クロック・リカバリは、Windows 10またはWindows Server UI上で動作可能な、シンプルなユーザ・インタフェースのソフトウェアを介してコントロールします。Windows マシンと TCR801 型光クロック・リカバリの間の通信は、100BASE-T や 1000BASE-TなどのIEEE 802.3 Ethernetネットワークで行います。自動化環境で機器の機能を制御する場合には、対応するプログラム・インタフェース(PI)コマンドが使用されます。

TCR801 JA JP 85Z 61709 00
ユーザ・インタフェースがTCR801型光クロック・リカバリに接続され、53.125GBd SSPRQパターンにロックされている

ロッキング・モード

TCR801型では、現在のワークフローに合わせて活用できるように、いくつかのロッキング・モードが用意されており、デバイスの効率的な操作が可能です。TCR801型では、UIまたはPIから開始されるロックとは別に、前面パネル・ボタンを使用してロックを開始できます。前回の入力信号と同じ条件の信号に対して、インテリジェントにすばやくロックすることができます。光スイッチがよく使用される製造環境では、オート・リロック機能を用いることで、時間的な制約が厳しい中、1秒未満でターゲット信号にロックしてサンプリング・オシロスコープに安定したトリガを提供することができます。

TCR801 JA JP 85Z 61709 00
機器のIPアドレスを入力して、TCR801型光クロック・リカバリを接続する
TCR801 JA JP 85Z 61709 00

TCR801型の電源ボタンはマルチファンクション・ボタンです。電源ボタンを押すと、以前に設定したシンボル・レートですばやくリロックを開始します。長押しすると、電源をオフにします。

コンプライアンス・テスト

TCR801 型光クロック・リカバリは、25G、50G、100G、200G、400G IEEE 802.3規格の適合性試験をサポートしており、400GBASE-FR8, 400GBASE-DR4のほか、PAM4などの光直接検波規格に対応を直接検出できます。また、25.78125Gb/s のレートで動作する100Gb Ethernet(100GBASE-LR4など)などの高速NRZ規格にも対応しています。

規格に準拠したクロック・リカバリ方式

Golden PLL

TCR801型は、IEEE 802.3やループ帯域幅やロールオフが必要な同様の規格に従ってクロックをリカバリできるため、コンプライアンス・テストにGolden PLLを使用する規格にも対応できます。

TCR801 JA JP 85Z 61709 00

通信規格では、データ信号からリカバリされたクロックを使用したテストの実施方法が規定されています。一般に、位相ロック・ループの要件としては、リカバリ・ループの-3dB帯域、周波数応答のロールオフ率、および許容される応答のピーキングの程度などが定義されています。

TCR801型光クロック・リカバリは、約26GBdと約53GBdの2つの入力シンボル・レートをサポートした先進的なアーキテクチャを採用しており、PAM2/NRZとPAM4の両方の信号に必要なループ帯域幅を備えています。

リカバリされたクロックは13GHz前後になります。

優れた相互運用性と柔軟性

TCR801型光クロック・リカバリは、任意のサンプリング・オシロスコープ、BERT、パターン・チェッカ/エラー・ディテクタと組み合わせて使用できます。たとえば、TCR801型を当社のDSA8300型やTSO820型などのサンプリング・オシロスコープと接続することで、26GBdまたは53GBdで光テストを行えます。

TCR801 JA JP 85Z 61709 00
TCR801型光クロック・リカバリと、光サンプリング・モジュールを搭載したTSO820型メインフレームを接続した例

TCR801 JA JP 85Z 61709 00
TCR801型光クロック・リカバリと、光サンプリング・モジュールを搭載したDSA8300型メインフレームを接続した例

低振幅信号にも対応可能な高感度動作

TCR801型光クロック・リカバリは、低振幅信号を含むアプリケーションに対応できる高い入力感度を備えており、ユーザはさまざまな外部光スプリッタを使用することで、電力をトレードオフしながら、TCR801型およびアクイジション・プラットフォーム(オシロスコープまたはエラー検出器)に光入力信号を分配できます。

TCR801 JA JP 85Z 61709 00
53GBd PRBS15Q信号の例:TCR801型光クロック・リカバリでトリガされ、TSO8C18型光モジュールを搭載したTSO820型サンプリング・オシロスコープで取り込まれている

PCの要件

Windows 10(64ビット)またはWindows Server(64ビット)

仕様

すべての仕様は、特に断りのないかぎり、保証値を示します。

機器の特性

データ・インタフェース
シングル・モード、FC/PCコネクタ
シンボル・レート範囲
機器は2つの公称範囲で動作(通常使用ではこれらをはるかに超えた範囲で動作)
  • 25.6~29GBd
  • 51.2~58Bd
波長の範囲
1250nm~1650nm
データ・インサーション・ロス
外部スプリッタを推奨
  • 50/50%(付属)
  • 20/80%
  • 10/90%
データの平均光パワー(最大値)
4dBm(1,310nm)
入力感度

1,310nmで-10dBm(代表値、OMA)、PRBS13Q またはそれに類するパターンを使用

1,310nmで-8dBm(代表値、OMA)、PRBS31Q、SSPRQまたはそれに類するパターンを使用

条件

  • TDECQが3.4dB未満のPAM4変調信号。信号の歪みによっては、TDECQが高いと感度が低下する場合があります。
  • PRBS31やそれと同等以上のエッジ密度のパターンを使用した100GBASE-LR4仕様を満たしたPAM2/NRZ変調信号

カウンタの確度
±10ppm(代表値)

クロック出力

クロック・インタフェース
50Ωシングルエンド、AC結合。3.5mm SMA適合コネクタ
クロック出力レンジ
入力データ:25.6~29GBd
fBd / 2
入力データ:51.2~58GBd
fBd / 4
ループ帯域
ユーザ設定、0.2MHz~10MHz
ロッキング・レンジ(代表値)
±1,000ppm
ピーキング
本機の応答はIEEE 802.3bsの要件に従って20dB/decadeで適切にロールオフする

実効ジッタ(代表値)1
PRBS13Q
53.125GBdで195fs未満(200uW OMA)、4MHzループ帯域
SSPRQ
53.125GBdで415fs未満(600uW OMA)、4MHzループ帯域

1 ジッタはすべてのトランジションで測定。80番目のパーセンタイルで定義された代表値。

出力波形形状
正弦波
出力振幅
1Vpp(代表値)

コントロール

コントロール・インタフェース
IEEE 100BASE-T、1000BASE-T、RJ45コネクタ
デバイス情報
ソフトウェア/PIを使用してシリアル番号、リビジョン・コードを利用可能

寸法/質量

高さ
56mm
奥行
561mm
203mm
質量
4.5kg

環境条件

温度
動作時
0~40℃
非動作時
-20~60℃
相対湿度
動作時
30℃以下で95%、30℃~40℃で5~45%
非動作時
30℃以下で95%、30℃~60℃で5~45%
振動(5~500Hz)
動作時
0.27grms
非動作時
2.28grms

ご注文の際は以下の型名をご使用ください。

クロック・リカバリ・ユニット

TCR801
26および53GBaudの光クロック・リカバリ・ユニット

スタンダード・アクセサリ

電源
クラス2の外部絶縁電源。当社部品番号:119-8726-00
ケーブル、Ethernet
Ethernetケーブル(2m、CAT6/RJ45)。当社部品番号:174-7292-00
50/50%スプリッタ
50%/50%シングル・モードFC/PCスプリッタ。当社部品番号:167-4333-00
50Ωターミネーション
50Ωターミネーション(×2)。当社部品番号:015-1022-01

サービス・オプション

Opt. G3
3年間のゴールド・サービス・プラン。ESD/EOSを含むすべての製品故障の迅速な修理、ダウンタイムを短縮するための修理期間中の代替製品の提供または高性能製品との交換、優先カスタマ・サービスを含む。
Opt. G5
5年間のゴールド・サービス・プラン。ESD/EOSを含むすべての製品故障の迅速な修理、ダウンタイムを短縮するための修理期間中の代替製品の提供または高性能製品との交換、優先カスタマ・サービスを含む。
Opt. R3
標準保証期間を3年に延長。部品、作業、国内2日の発送を保証。保証がない場合よりも迅速な修理対応。すべての修理で校正とアップデートを実施。手続きは不要。電話一本で修理プロセスが開始。
Opt. R5
標準保証期間を5年に延長。部品、作業、国内2日の発送を保証。保証がない場合よりも迅速な修理対応。すべての修理で校正とアップデートを実施。手続きは不要。電話一本で修理プロセスが開始。
Opt. C3
3年間の校正サービス。必要に応じて、推奨される校正についてはトレーサブル校正または機能検証が実施されます。保証期間には初回の校正に加えて、2年間の校正サービスが含まれます。
Opt. C5
5年間の校正サービス。必要に応じて、推奨される校正についてはトレーサブル校正または機能検証が実施されます。保証期間には初回の校正に加えて、4年間の校正サービスが含まれます。
Opt. D1
校正データ・レポート
Opt. D3
3 年間の校正データ・レポート(Opt. C3と同時発注)
Opt. D5
5年間の校正データ・レポート(Opt. C5と同時発注)

オプショナル・アクセサリ

TCR801 SPLT20
20%/80%シングル・モードFC/PCスプリッタ。当社部品番号:167-4332-00
TCR801 SPLT10
10%/90%シングル・モードFC/PCスプリッタ。当社部品番号:119-8667-01