MOST Essentialsデータ・シート

MOST50/MOST150コンプライアンス・ソリューション

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テクトロニクスのオシロスコープ解析メニューから起動したOpt. MOSTと、MOST50/MOST150の測定

特長
  • 自動DPOJET MOSTセットアップ・ライブラリにより、複雑なMOST50およびMOST150のテストを簡素化、テスト時間およびリソース費用を大幅に節約、デバイスをすばやくテスト可能

  • MOST50仕様とMOST150仕様両方のすべてのテスト・ポイントにおけるノーマティブ・コンプライアンス・テストすべてを完全に自動化。また、MOST150-SP3のテスト・ポイントのインフォーマティブ・テストも含まれる。

  • 自動化テストごとにポーズをかけ、設定を切り替えてすべてのテストについて詳細な解析およびデバッグが可能

  • 自動セットアップにより、結果の確度および再現性を向上し、テスト・エンジニアがMOST50およびMOST150のテスト手順に精通する必要性を排除

  • オシロスコープの1回のセットアップで、MOST150の電気的テスト・ポイントと光学的テスト・ポイントの両方のシグナル・インテグリティテストを実現(光から電気へのコンバータ・プローブを使用)

  • 柔軟性のあるセットアップ・ライブラリにより、恒温槽の設定、リミット値などのテスト環境条件を変更可能

  • カスタマイズ性に優れたセットアップ・ライブラリにより、テストに測定を追加して包括的な特性評価が可能

アプリケーション
  • MOST50ホスト/デバイスの半導体特性評価、デバッグ、検証
  • MOST150ホスト/デバイスの半導体特性評価、デバッグ、検証
  • MOSTシステムの統合と検証
  • MOSTの製造テスト

MOST EssentialsによるMOST50およびMOST150の検証

自動MOST Essentialsセットアップ・ライブラリを備えたDPOJETソフトウェアには、MOST50およびMOST150のコンプライアンス・テストに必要な測定がすべて揃っています。MOST Essentialsを使用すると、MOSTベース仕様および適合性試験仕様に従って、特性評価、デバッグ、解析、および適合性試験を実行できます。


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MOST50仕様のテスト・ポイントの位置
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MOST150仕様のテスト・ポイントの位置
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MOST50-SP3Eのテスト・ポイントのテスト・セットアップ図

MOSTの自動テスト - 時間とリソースの節約

MOSTのテスト手順に精通している必要はありません。厳密なテスト手順を思い出すのは時間のかかるものであり、MOSTのテスト仕様を読み返さなければならないこともよくあります。MOST Essentialsを使用することで、MOST50およびMOST150のコンプライアンス・テストを勘に頼らず正しく実行することができます。テスト機器の操作方法を覚えていても、テスト手順や、レコード長、サンプリング・レートなどの正しいパラメータのセットアップ方法を忘れてしまうことがあります。


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MOST50-SP4Eのテスト・ポイントのテスト・セットアップ図
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MOST150-SP2のテスト・ポイントのテスト・セットアップ図

MOSTの自動DPOJETセットアップ・ライブラリは、規格固有の詳細および測定ごとに事前定義されたオシロスコープの設定が用意されているため、テストに精通している必要はありません。MOST Essentialsは、セットアップの初期化の問題を最小限に抑え、複雑なMOSTテストを簡素化し、デバイスをすばやくテストできます。


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DPOJET Opt. MOSTは、MOST50とMOST150の両方のノーマティブ・テストに完全に対応し、MOST150-SP3のテスト・ポイントでのインフォーマティブ・テストにも対応。
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Opt.MOST Essentialsを使用した光アンダーシュート・マスク

テストに完全対応

MOST Essentialsには、MOST50とMOST150両方のコンプライアンス・テストに対して、4つのテスト・ポイントすべてで実行するノーマティブ、インフォーマティブ測定がすべて揃っています。測定には、アイ・マスク・ヒット、アライメント・ジッタ、伝送ジッタ、B0/B1、オーバーシュート、アンダーシュートなどがあります。

アイ・ダイアグラム測定

MOSTのアイ・ダイアグラム・テストでは、MOST50とMOST150の両方のさまざまなテスト・ポイントで、アイ・マスクのさまざまなセグメント部分でマスク・ヒットをテストする必要があります。

オーバーシュートおよびアンダーシュートの測定

光のオーバーシュートおよびアンダーシュートを測定するには、光レシーバを正しく操作する必要があります。光パルス形状は、パラメータが設定されたマスクを使用してテストされます。マスクのパラメータは、測定した光ロジック・レベルb0およびb1(高い基準値および低い基準値)に基づいています。光伝送デバイスは、適合電気信号で駆動する場合、定義したマスクに準拠した光信号を生成する必要があります。


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Opt. MOSTを使用したシームレスなデバッグまたはセットアップのカスタマイズ– MOST50およびMOST150用のクロック・リカバリ設定の変更例

伝送ジッタおよびアライメント・ジッタの測定

ジッタは、波形のエッジとリカバリUIクロックの相関遷移との間の位相偏移です。伝送ジッタでは、波形の立上りエッジを含む位相偏移のみが関係します。その理由は、これらの偏移のみがPLLによって追跡され、リカバリ・クロックの位相に影響するためです。

アライメント・ジッタは、波形のエッジとリカバリUIクロックの相関遷移との間の位相偏移です。データ遷移それぞれのクロックとデータとの間のずれを計算し、連続した位相偏移を経時的にグラフに描画すると、その後の評価の基礎になる「AJトラック」が生成されます。

消光比測定

消光比は、高精度のDCカップリングO/Eコンバータを使用して測定した、b1およびb0(高い基準値および低い基準値)の光レベルに基づいて計算されます。

MOST Essentialsによるシームレスなデバッグおよび解析

MOST Essentialsを使用すると、故障をステップバイステップでデバッグできます。MOST Essentialsを使用すると、すばやくデバッグでき、ジッタの発生源およびシグナル・インテグリティの問題をすばやく発見できます。

フレキシブルでカスタマイズ可能な特性評価

MOST Essentialsのセットアップ・ライブラリは柔軟性とカスタマイズ性に優れています。測定の設定、オシロスコープの設定、リミット値などのパラメータを変更し、カスタマイズしたセットアップを保存できます。たとえば、自動車用恒温槽のセットアップでMOST50またはMOST150 DUTをテストする場合、あるいはこのセットアップで光ケーブルまたはリモートXLケーブルを使用する場合、ユーザは、追加のフィルタ・ファイルおよびカスタムのリミット値を定義して、セットアップ条件を微調整できます。


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MOST50およびMOST150の結果
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オーバーシュートおよびアンダーシュートの測定に関するMOST150のレポート、パス/フェイルの結果およびオシロスコープの波形のスクリーンショット

プロットおよび結果

MOST EssentialsのDPOJETプロット機能を使用すると、詳細なビジュアル表示を使用してMOSTのデバイスを特性評価できます。結果セクションでは、設計エンジニアがテスト結果をすばやく明瞭に確認できます。結果セクションには、リミット値、測定値、パス/フェイル結果などの各テストの詳細が含まれています。


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MOST150-SP4のテスト・ポイントのレポート(パス/フェイルのステータスを含む)
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MOST150-SP1のテスト・ポイントのレポート(パス/フェイルのステータス、マージン情報、アイ・ダイアグラムなどの統計を含む)

詳細レポート

MOST Essentialsアプリケーションは、デバイスの性能、ステータス、テスト結果を取り込んだ綿密なHTML/MHTレポートを生成します。アイ・ダイアグラム、オシロスコープの波形の画面キャプチャ、およびテスト波形もオプションで取り込みます。このレポート生成ツールには、レポートの追加、レポート名の自動増分、ユーザ・コメントの挿入、全構成詳細のリスト作成などの機能も用意されています。レポートの追加機能を使用すると、MOST50とMOST150の両方の4つのテスト・ポイントそれぞれから結果を追加し、1つの印刷可能なレポートを作成して結果を共有できます。

仕様

すべての仕様は、特に断らないかぎり、保証値を示します。すべての仕様は、特に断りのないかぎり、すべての機種に適用されます。

MOST Essentialsの性能
一般
特性 概要
MOST50の仕様 MOST Electricalの物理レイヤのコンプライアンス仕様、Rev 1.0、06/2006 
MOST Electricalの物理レイヤ仕様、Rev 1.1、06/2006 
MOST150の仕様 MOST150 PHYの車載物理レイヤの準仕様、Rev. 1.1、05/2010 
MOST150 PHYのコンプライアンス測定ガイドライン、Rev 1.1、06/2010 
テスト仕様

MOST Essentials – DUTのテスト・ポイントのセットアップ・ファイル

MOSTの仕様 – 基準セクション

MOSTの仕様 – シンボル/パラメータ/テスト名

MOST50-SP1E 表2.1  クロック・リカバリ
表2.2  伝送ジッタ
セクション3.1.1.1  伝送品質
表3.1  アイ・マスク
MOST50-SP2E 表2.1  クロック・リカバリ
表2.2  伝送ジッタ
セクション3.1.2.1  伝送品質
表3.2  アイ・マスク
MOST50-SP3E 表2.1  クロック・リカバリ
表2.2  伝送ジッタ
伝送品質
表3.3  アイ・マスク
MOST50-SP4E 表2.1  クロック・リカバリ
表2.2  伝送ジッタ
伝送品質
表3.4  アイ・マスク
MOST150-SP1 表5.1  クロック・リカバリ
表5.2  Jtr1、伝送ジッタ
表6.1  A1~H1、アイ・マスク
MOST150-SP2 表5.1  クロック・リカバリ
表6.2  Jtr2、伝送ジッタ
ttr2、遷移時間
re2、消光比
A2~H2、アイ・マスク
アライメント・ジッタ
表6.3  オーバーシュート
表6.4  アンダーシュート
MOST150-SP2_Atten 表5.1 クロック・リカバリ  
表6.2  Jtr2、伝送ジッタ
ttr2、遷移時間
re2、消光比
A2~H2、アイ・マスク
アライメント・ジッタ
表6.3  オーバーシュート
表6.4  アンダーシュート
MOST150-TransJitter 伝送ジッタ
MOST150-SP3(インフォーマティブのみ) 伝送ジッタ
MOST150-SP4 表5.1  クロック・リカバリ
表6.7  伝送ジッタ
A4~H4、アイ・マスク
表8.1  A4T~H4T、レシーバ耐性
MOST50のテスト・カバレッジ
MOST50のテスト・ポイント SP1E SP2E SP3E SP4E
サポートされる測定 アイ・ダイアグラム、伝送ジッタ アイ・ダイアグラム、伝送ジッタ、ビット・レート偏移 アイ・ダイアグラム アイ・ダイアグラム
MOST150のテスト・カバレッジ
MOST150のテスト・ポイント SP1 SP2 SP3(インフォーマティブのみ) SP4
サポートされる測定 アイ・マスク、伝送ジッタ アイ・マスク
伝送ジッタ
立上り/立下り遷移時間
光のオーバーシュートおよび
アンダーシュート
消光比
B0およびB1のレベル
アライメント・ジッタ
アイ・マスク
伝送ジッタ
立上り/立下り遷移時間
消光比
B0およびB1のレベル
アライメント・ジッタ
ビット・レート
アイ・マスク
伝送ジッタ
レシーバ耐性、アイ・マスク

ご注文の際は以下の型名をご使用ください。

MOST Essentials

MOST50およびMOST150のコンプライアンス・テストおよびデバッグ・ソフトウェア

MOST - 推奨オシロスコープ

MOST Essentialsソフトウェアは、テクトロニクスのDPO/DSA/MSO Windows 7オシロスコープで帯域幅350 MHz以上(MOST50テスト用)および帯域幅1 GHz以上(MOST150テスト用)でインストールおよび実行できます。詳細な機器リストについては、当社ウェブ・サイト(www.tek.com/automotive)をご覧ください。

型名 概要
DPO/MSO5000B
DPO7000Cシリーズ
DPO/MSO70000C/DX
DPO(デジタル・フォスファ・オシロスコープ)、DSA(デジタル・シリアル・アナライザ)、またはMSO(ミックスド・シグナル・オシロスコープ)
- MOST50用には帯域幅350 MHz以上のオシロスコープ(Windows 7 OS)を推奨
- MOST150用には帯域幅1 GHz以上のオシロスコープ(Windows 7 OS)を推奨
DPO/MSO5000B Opt.MOST
DPO7000C Opt.MOST
DPO/MSO70000C/DX
Opt. MOST
DPO-UP Opt.MOST
MOST Essentials – MOST50およびMOST150の電気コンプライアンスおよびデバッグ・テスト・ソリューション(Opt. DJAが必要)
DPOFL-MOST MOST Essentials – フローティング・ライセンス(Opt. DJAが必要)
MOST - 推奨プローブ
  • P6248差動プローブx1(MOST50とMOST150の両方に使用可)。推奨プローブ、必要なプローブ・アダプタの詳細については、当社ウェブ・サイト(http://jp.tek.com/node/3661)をご参照ください。
  • Graviton O/Eプローブx1および光80/20 POF 1 mmスプリッタ(MOST150専用)。www.graviton.co.jpから注文できます。
MOST - フィクスチャ
  • MOST Essentialsにはテスト・フィクスチャは必要ありません
MOST - コンプライアンス信号生成
  • AWG7122C/AWG610任意波形ジェネレータx1
  • AWG-to-ePHYアダプタx1(SMSC部品番号EB0803PCB2A)およびSMAアダプタ
  • Serial Expressソフトウェアx1 – AWGを使用したカスタム・パターン用
  • AWG用に設定されたMOST協同の公式コンプライアンス・パターンx1(www.mostcooperation.comから入手可能)
MOST - 必要なホスト・システム、ソフトウェア要件
  • Microsoft Windows 7 
  • Microsoft Internet Explorer 6.0 SP1以降
  • Adobe Reader 6.0、または同等のPDFファイル表示ソフトウェア
関連情報
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