H500型/SA2500型

スペクトラム・アナライザ
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特長

Scan(スキャン)
  • 革新的なDPX®ライブ・スペクトラム表示とDPXスペクトラム・マスクにより、時間と共に変化するRFトランジェント信号をカラー輝度階調表示でわかりやすく観測、1秒間に最 高10,000回のスペクトラムを処理し、最小125μsのパルス信号、レーダ放射、ホッピング信号などのトランジェント信号を100%の確率で捕捉可能
  • ベンチトップ・タイプのスペクトラム・アナライザ性能を堅牢なポータブル・タイプで実現、10kHz〜6.2GHzで70dB 以下のスプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)、 10kHzオフセット周波数で−95dBc/Hz以下の位相ノイズ
  • DANL − 153dBm(10Hz RBW)(1Hz RBW で− 163dBmと等価)の高感度により、RFバグや不正な送信機が検出可能
  • LANインタフェースによるリモート制御と無人基地局によるスペクトラムの検出が可能
Classify(信号の識別/分離)
  • 内蔵の信号識別機能により、WLAN、GSM、W-CDMA、 CDMA、ATSCが識別でき、合法な信号をすばやく、簡単に識別することが可能
  • 信号データベースのアップグレード、共有が容易。CSV フォーマットによる信号識別データベース
  • I/Qデータをエクスポートして解析が可能(CSV、 MATLAB®、IQTフォーマット)
Locate(位置の特定)
  • 信号検出/マッピング/ドキュメンテーション・ツールにより、すばやく信号を特定
  • 内蔵のGPSでPitney Bowes MapInfo、Google™ Earth, Microsoft® MapPoint®, Bitmapなどの地形図に屋外の 信号測定値を直接プロット
  • 高精度測定同期とタイムスタンプにより改善されたスペクトラム認識
  • 地図を使ったTap-and-Walk-and-Tapインタフェースにより屋内の信号の位置を特定
  • 直射日光の下でも観測できるバックライト表示と、ホットスワップ可能なバッテリを2個使用することで長時間のバッテリ動作が可能
  • MIL-PRF-28800Fに準拠した堅牢な設計

アプリケーション

  • スペクトラム・マネージメント
  • スペクトラム監視
  • 干渉の検出とトラブルシュート
  • 信号の探索
  • 信号の識別
  • シギント(SIGINT)
  • 防衛

 

トラブルシュートが困難だった干渉の問題

H500型/SA2500型は、RF環境をすばやくスキャンし、既知の信号を類別し、実績のある信号検索ツールにより不明信号の位置を特定します。リアルタイムなDPXライブ・スペクトラム表示技術により、従来のスペクトラム・アナライザでは見落としていたトランジェント信号を確実に捉えることができます。堅牢なハードウェア、優れた表示平均ノイズ・レベル(DANL)、スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)、 位相ノイズ性能、簡単なLANネットワーク接続性をハンドヘルド・タイプで実現しており、汎用のスペクトラム測定にも適しています。

デジタルRF通信規格の発展に伴い、RF信号の監視、セキュリティにおいてかつてない大きな課題に直面しています。従来は、 研究室用のスペクトラム・アナライザ、ハンドヘルド・タイプのスペクトラム・アナライザ、オシロスコープ、PC用オフライン解析ソフトウェアを使用して、不明な信号を検出し、その正確な位置を特定していました。しかし、研究室用の計測器を屋外で使用するには、いくつかの制約があります。屋外用には設計されていないため取り扱いには注意が必要であり、持ち運びは容易ではなく、AC電源が必要になります。また、このようなシステムで信号を特定、分類する場合、特にデジタル信号の場合、対象となる信号を熟知していなければなりません。さらに、 従来のシステムでは、未知の信号の識別も非常に困難です。

Scan(スキャン)

RFスペクトラムをスキャンすることにより、探索エリア内にある信号発生源を特定できます。大きなパワーの信号は間欠的に発生することがあるため、まずこの信号から解析します。 DPXによるライブ・スペクトラム表示ではカラー輝度階調表示によって信号の発生頻度を示し、信号の動きを詳細に把握することができます。1秒間に10,000回のスペクトラムを更新し、最小125μsのトランジェントを周波数ドメインで表示します。これは、従来の掃引解析技術に比べて大幅な改善となっ ています。

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DPXスペクトラム・マスクで捉え、ログをとったスペクトラム違反。ビープ音、 テストの中止、ディスプレイのエクスポート、テスト結果の保存などのアクション が選択できる

昨日まで存在していなかった信号が検出された場合が問題となります。基準となる信号を保存しておき、波形演算機能によりこの基準から外れた信号の変移をすばやく特定することができます。H500型/SA2500型は、微弱な信号、バースト状の信号、ホッピング信号、時分割多重信号、あるいはランダムな信号をすばやくロギングして解析します。また、FFTベースのスペクトラム解析機能により、バースト状の信号であっても真の形状を観測することができます。マスクは、前に取込んだ波形から自動的に生成することができます。現在の波形をこのマスクと比較し、マスク違反が発生した場合はこの波形をロギングすることも可能です。また、スペクトログラムを中断し、スペクトログラムを時間軸でスクロールすれば、それまでの結果を観測することができます。

Classify(信号の識別/分離)

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色分けされた信号識別データベースは保存、読出し、インポート、エクスポート でき、さまざまな場所におけるスペクトラムの動きをトラッキングできる

不審な信号が検出されたならば、その信号を識別し、分類する必要があります。つまり、合法的な信号なのか、悪意のある信号なのかを確認します。信号特性についての広範な知識を必要とするデジタル信号の特定は、信号検出の中でも特に難しい作業です。信号が弱い場合もあれば、一時的に途絶えたり、時間によって強度が変動したりする場合もあります。また、アンテナの位置が適切であるとも限りません。従来の信号識別ツールを使用した場合、このような状況が信号の特定を困難なものにします。

H500型およびSA2500型Opt. EP2には、信号の識別を支援する独自のエキスパート・システムが備わっています。対象スペクトル領域をすばやく作成するグラフィカル・ツールが用意されているため、信号の識別と分類を効率的に行えます。スペクトラム・プロファイル・マスクをトレース上に配置すれば、 信号波形概要が周波数、帯域、チャンネル信号、位置とともに表示され、確認することかできます。

Locate(位置の特定)

不審な信号が検出されたならば、さまざまな信号探索ツールを使って信号の位置を特定します。信号検出を容易にするため、 信号強度に応じてトーンを発生することができます。強度に対してトーンのピッチが変化するので、画面を見なくても、周囲を観察しながら信号を探し出すことができます。

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統合されたマッピング・ソリューションによる干渉波発信位置の特定

マルチパス信号、フェージング環境下の信号、信号強度が十分でない信号などは、検出が困難です。このような信号を探索するためのマッピング・ツールが用意されています。マッピングされた信号を解析することで、他の方法では難しい信号の発生位置を簡単に検出することができます。また、マッピング機能は、検出した信号を文書化する方法としても有効です。波形は地図上に、マニュアルでまたは自動的に記録できます。GPS を内蔵しているため、計測器を持って現場を移動しながら信号の位置と時間データを自動的に記録することができます。屋内の使用では、独自のTap-and-Walk-and-Tapインタフェースによる信号マッピング機能が提供されています。カラー・アイ コンにより、事前に設定したスレッショルドに基づいて該当する測定値が自動的に記録されます。

優れた性能/保証

当社は、お客様のご期待に沿った製品、性能をご提供します。 業界トップクラスのサービス/サポートに加え、この製品には標準で1年間の保証期間が設定されています。

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