AWG7000Cシリーズ

任意波形ジェネレータ
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特長

  • 広いRF/MW変調帯域
    • 9.6GHzまでの任意周波数位置での複雑なワイドバンド信号の生成
    • 5.3GHz(−3dB)までの変調帯域を出力
  • 波形のシーケンス、サブシーケンス
    • 無限波形ループ、ジャンプ、条件分岐の生成が可能
    • 現実の信号の再現が可能
  • ダイナミック・ジャンプ機能
    • 変化する外部環境に応答する複雑な波形生成が可能
  • 垂直軸分解能:最高10ビット
    • 1GHz変調帯域幅、54dBc SFDRの信号を出力可能
  • ロング・メモリ
    • 複雑な波形シーケンス生成が可能
  • テスト時間の短縮につながる直感的なユーザ・インタフェース
  • 統合されたPCサポート、ネットワーク統合、内蔵DVD、リムーバブル・ハード・ディスク・ドライブ、LAN、 eSATA、およびUSBポート
  • プリディストーション効果などの拡張処理を含む、オシロスコープ、リアルタイム・スペクトラム・アナライザで取込んだ信号の再生が可能
  • MathCAD、MATLAB、Microsoft Excelなどのサードパーティ・ツールから波形をインポート

アプリケーション

  • 通信、防衛などのワイドバンドRF/MW(MicroWave)
    • 9.6GHzまでのキャリアのワイドバンド・ダイレクトRF/MW出力
  • 高速シリアル通信
    • 最高6Gbpsのデータ・レートによる複雑なシリアル・データ・ストリーム(4倍のオーバーサンプリング、インターリーブ)
    • 外部パワー・コンバイナを使用しないプロファイル・マルチレベル信号によるタイミング(ジッタ)マージン・テスト
  • ミックスドシグナルの設計とテスト
    • 2チャンネル・アナログ出力と4チャンネル・マーカ出力
  • 高速、低ジッタのデータ、パルス、クロックなどの信号源
  • 現実の信号、理想的な信号、歪んだ信号−任意の劣化信号を組み合わせて出力

比類のない性能

高性能の任意波形ジェネレータに対するニーズは幅広く、さま ざまな分野での使用が期待されています。業界トップクラスの AWG7000Cシリーズ任意波形ジェネレータは、性能、サン プル・レート、信号忠実度、タイミング分解能において新基準 を確立します。設計およびテストでは、理想的な信号、歪のあ る信号、または実環境の信号を生成、出力、再現できることが 重要となります。最高サンプル・レート24GS/s、垂直分解能 10ビットのAWG7000Cシリーズは、業界トップクラスの信 号出力ソリューションにより、ますます難しくなる測定を解決 します。信号特性の完全制御を行いながら、非常に複雑な信号 を容易に出力することができます。

AWG7000Cシリーズをさらに強化する機能を次に示します。

数式エディタ

数式エディタはテキスト列を使用したASCIIテキストのエディ タであり、数式ファイルを読み込み、編集し、コンパイルして 波形を生成します。ユーザ定義のパラメータを使用することで、 より複雑な波形を生成することができます。

波形のシーケンス、サブシーケンス

シリアル伝送の実際の振舞いを再現するため、リアルタイム・ シーケンシングにより、無限波形ループ、ジャンプ、条件分岐 などを使用してロング・パターン長の波形を生成することがで きます。

ダイナミック・ジャンプ

波形シーケンスの任意に定義されたインデックスにダイナミッ クにジャンプすることにより、複雑な波形を生成することがで きます。最大256のジャンプ・インデックスが定義でき、外 部環境の変化に対応してジャンプ先を変えることができます。

広帯域RF信号の生成

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AWG7000CシリーズとRFXpressで生成したAWGレーダ・パルス

RF信号の生成はますます複雑になり、RF設計エンジニアに とっては、設計に対するコンフォーマンス・テスト(適合性試 験)やマージン・テストに必要な精度の高い信号を生成するこ とがますます困難になっています。RFXpressソフトウェアと AWG7000Cシリーズを組み合わせることで、困難な設計問 題を解決することができます。RFXpressは、変調ベースバン ドおよびIF、RF信号をデジタル・シンセサイズ可能なソフト ウェア・パッケージで、AWG7000Cシリーズ任意波形ジェ ネレータ(AWG)の広帯域信号出力能力によりIQ、IF、RF信 号を高性能で生成できます。AWG7000Cシリーズと RFXpressソフトウェアの組み合わせは、9.6GHzまでの任意 の周波数位置に、最高5.3GHz(−3dB)の広帯域変調信号を 出力する能力(帯域オンデマンド)を提供します。

最新のデジタルRF技術では、より広帯域の、より高速に変化 する信号が使われているため、レーダ、RF通信、OFDM、 UWBなど多くのRFアプリケーションにおいて、既存のテスト 機器では対応しきれないケースもあります。RFXpressと AWG7000Cシリーズを組み合わせることでさまざまな変調 形式に対応でき、複雑なRF波形を簡単に生成することができ ます。AWG7000Cシリーズは、変調ベースバンド信号、IF 信号、あるいは直接RF波形を出力することができます。

レーダ信号の生成

最新のレーダ信号生成には、サンプル・レート、アナログ帯域、 メモリ長など、非常に高い性能のAWGが要求されます。 AWG7000Cシリーズは最高5.3GHz(−3dB)の変調帯域 性能があり、最新のレーダ信号生成における新しい業界標準 となっています。最高サンプル・レートは24GS/sであり、 従来のAWGでは不可能だったRF信号の直接出力が行えます。 IQ信号生成が必要な場合、AWG7000Cシリーズは信号を オーバーサンプルすることができるため、信号忠実度を改善 することができます。AWG7000CシリーズとRFXpressの 組み合わせは、複雑なレーダ信号の生成に最適なソリュー ションです。独自のレーダ・パルス列を生成することも簡単 です。AWGとRFXpressにより、LFM(リニア周波数変調)、 二値位相バーカ・コード、多値位相コード、ステップ周波数 変調、ノンリニアFMなどの変調形式が簡単に生成でき、また、 ユーザ定義の変調形式で波形を生成することもできます。さ らに、AWGとRFXpressを組み合わせることで、レンジとドッ プラの曖昧性を解決するスタガPRI、ECCM(対電子妨害対抗 手段、Electronic Counter Counter Measures)用周波数 ホッピングの生成、さらに、アンテナ・スキャン・パターン、 マルチパス効果などを含むSwerlingターゲット・モデルをシ ミュレートするパルス振幅変化などのパルス・トレインを生 成することができます。

実環境信号の生成

レーダー信号はその他の商用規格信号と同じ周波数帯域を共用 しています。また、このような厳しい環境下であってもパフォー マンスが劣化しないことが求められています。そのため、レー ダー設計エンジニアは最悪の環境を想定し、設計/デバッグ・ ステージでテストすることが必要です。AWG7000Cシリー ズとRFXpressの実環境信号生成プラグインを組合わせること で、柔軟に実環境信号を定義、生成することができます。

RFXpressの実環境信号生成プラグインは最高25の異なる信 号源を組合わせることで実環境信号を定義可能にします。信号 源としてはWiMAX、WiFi、GSM、GSM-EDGE、EGPRS 2A、EGPRS 2B、CDMA,W-CDMA、DVB-T、ノイズや CW レーダーを含んでおります。また、このプラグインは MatLab®で生成された信号や当社のオシロスコープ、スペク トラム・アナライザで取込まれたデータを取込むことも可能に します。

各々の規格信号のパラメータ(周波数、振幅、スタート時間、 出力期間など)を自由に定義することができ、実環境の相互干 渉信号を完全に定義、生成することができます。

汎用OFDMの生成

最近の無線では、短距離/中距離で膨大なデジタル・データを 伝送する変調形式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)が使用されるようになってきました。OFDM信号でRFレシーバをテストす るには、広帯域と複数のキャリア生成が問題になります。 AWG7000CシリーズとRFXpressを組み合わせると、 OFDM信号定義のすべての要素を設定することができます。 シンボルごとに信号を構築しながらOFDMフレームを生成し たり、あるいはRFXpressソフトウェアに設定されているデ フォルトの選択を交えながらOFDM信号を構築していくこと ができます。AWGとRFXpressの組み合わせでは、リード・ ソロモン、コンボリューション、スクランブリングなど、さま ざまなデータ符号化形式をサポートしています。また、シンボ ルのサブキャリアごとに、タイプ、変調、ベース・データを設 定することもできます。RFXpressでは、選択されたシンボル のすべてのキャリア概要がシンボル・テーブルに表示されるた め、OFDM信号のすべての要素を確認することができます。 シンボル/フレーム間にGIやパディングなどのスペーシングを 設定しながらOFDMパケット/フレームが構築でき、さらに、 ゲート・ノイズを加えることでOFDMパケットの一部を歪ませ ることができます。

UWB-WiMedia(UWBCF/UWBCT)

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AWG7000CシリーズとRFXpressで簡単に生成できるダイレクトWiMedia信号

ウルトラワイドバンド(UWB)無線は、低消費電力、近距離 の無線アプリケーションのために設計された技術です。UWB は、ワイヤレスUSBなどのアプリケーションのための主要技 術として注目されています。汎用OFDM無線などのUWB無線 には、広い信号帯域と数多くのキャリアが必要ですが、同時に 短いパルスと、サーマル・ノイズ・フロア近傍におけるPSD(パ ワー・スペクトル密度)を伝送する必要があり、UWBテスト 信号の生成を難しいものにしています。AWG7000Cシリー ズとRFXpressは、UWBテスト信号生成の唯一のソリュー ションです。

AWG7000CシリーズとRFXpressの組み合わせは、デジタ ル・シンセサイズの能力があり、UWBスペクトラムの信号を 生成することができます。カスタムのUWB信号または最新の WiMedia仕様に定義された信号においても、1.6GHzの変調 帯域でリアルタイムにバンド・ホッピングするのに必要な信号 を再生することができます。RFXpressソフトウェアは、プリ アンブル同期シーケンス、カバー・シーケンス、TFCなど、 UWB信号の特性を設定することができます。WiMediaのアプ リケーションでは、6バンド・グループ(BG1~6)すべてに おいて、アップコンバート用のIQやIF信号あるいは直接RF信 号を生成できます。

高速シリアル信号の生成

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AWG7000CシリーズとSerialXpressで容易に生成されたデジタル・データの劣化

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AWG7000CシリーズとSerialXpressでディエンファシスが加えられたデジタル・データ

シリアル信号は、単純な0と1のバイナリ・データで成り立っ ています。従来、デジタル信号の生成にはデータ・ジェネレー タが使用されてきました。エンベデッドされたデジタル・デー タはアナログ・イベントであるため、クロック・レートが上が るとこの単純な0と1は徐々にアナログ波形のように見えてき ます。立上り時間が0の急峻な立上りエッジと、完全にフラッ トなパルス上端部は、現実には存在しなくなります。電気環境 には、ノイズ、ジッタ、クロストーク、分布リアクタンス、電 源変動などがあります。そのどれもが信号に影響を及ぼします。 現実におけるデジタルの方形波は、理論値とはかけ離れたもの になります。AWG7000Cシリーズはアナログ波形ソースで あり、実際の環境で発生するデジタル・データ・ストリームや アナログ障害を生成するのに最適なワンボックス・ソリュー ションです。AWG7000Cシリーズはダイレクト・シンセシ ス技術を採用しており、伝送ラインの伝播を具体化するような 信号を生成することができます。立上り時間、パルス形状、ディ レイ、アベレーションなどを設定することができます。 SerialXpressソフトウェアを使用することで、6Gbpsまでの デジタル信号のすべての要素を制御することができ、厳しいレ シーバ・テストの要件にも応えることができます。

なお、ジッタ等の挿入や補正等は行えませんが、1ポイント/ 1サンプルでバイナリ・データを出力することかできます。こ の場合、12Gbpsまでのアナログ出力(Opt. 02またはOpt. 06が必要)とマーカ出力(2チャンネル)が可能となります。

SerialXpressは統合ソフトウェア・ツールであり、AWG 7000Cシリーズと組み合わせることで、ジッタ(ランダム、 周期、正弦波)、ノイズ、プリ/ディエンファシス、デューティ・ サイクル歪み、ISI(シンボル間干渉)、DCD(デューティ・サ イクル歪み)、SSC(拡散スペクトラム・クロッキング)など、 さまざまなデジタル・データ劣化信号を生成することができま す。基板、ケーブル両方の伝送環境は、TouchStone・ファ イルをSerialXpressにアップロードすることでエミュレート することができます。AWG7000CシリーズとSerialXpress によるソリューションは、SATA、DisplayPort、SAS、 PCI-E、USB、Fibre Channelなどのハイスピード・シリアル・ アプリケーションのベース・パターン波形を生成することもで きます。

ハイスピード・シリアル・アプリケーションの複雑なデジタル 回路設計を検証、評価、デバッグするデジタル回路設計エンジ ニアにとって、AWG7000Cシリーズは、エンジニアが直面 する信号出力問題に対応できる業界トップクラスのソリュー ションです。ファイルベースのアーキテクチャは、ダイレクト・ シンセシスを使用して複雑なデータ・ストリームを生成するこ とができるため、ハイスピード・シリアル通信のアプリケー ションにおける難しい信号生成問題を、容易に、再現性高く、 柔軟に解決することができます。

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