Auroraデータ・シート

自動ファイルベース品質管理システム

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Auroraは、メディア・プロバイダのワークフローにおいて、効率、品質、コスト効果の改善に最適なQC自動化システムです。Auroraは、大量のコンテンツに対して品質、規格適合性、シンタックスを確実に検証できます。Auroraは、放送サービスやOTTなどで増加している大量のコンテンツデータを連続的にQCするためのエンタープライズ・ソリューションです。オンプレミスでもクラウドベースでもAPIを利用することでワークフローを統合可能。AURORAはコンテンツのフォーマットや規格などに柔軟に対応できます。

主な特長
数多くの最新技術に対応したAuroraは、クラス最高の優れた機能を備えています。
  • ビデオ・コンテンツの制作、再生、VODに最適な自動ファイルベースQC
  • 品質/規格適合性/シンタックス検証機能により、効率的で正確なチェックが可能
  • 4K、UHD、HDRなどの最新規格を始めとする、主要なビデオ・フォーマットに対応
  • 包括的なWebサービスAPIのサポートによる自動化機能
  • クラウドにもオンプレミスにも対応できるエンタープライズ・クラスのソリューション
  • グラフィカルな表示により、問題の効率的な発見と根本原因の解明が可能

Auroraによる自動ファイルベースQC

Auroraは、自動化されたファイル・ベースQCツールとしてファイル・ベース・ワークフローに統合でき、信頼性の高い検証結果が得られます。Auroraは、人間の聴覚/視覚を関連づけた検査機能により体感品質に影響する問題を強調して検査できます。

独特なAuroraアーキテクチャによりCPUとGPUを効率的に活用することで、ファイル・フォーマットの異なる多くのコンテンツを高速で検証できます。Auroraは、ハードウェア利用率に合わせてCPUコアの割り当てが異なる製品を提供しています。このため、最小構成で導入し、将来、アップグレード・パスを利用して性能を強化することもできます。

インジェスト/ファイリング時などの受入れ検査、視覚的/聴覚的アーチファクトの検出、編集時のエラーの発見、放送や配信規格の適合性検査など、コンテンツ管理に関連するワークフローを改善します。

Auroraのアーキテクチャは、検査を実行する検査ユニット(VU)と、検査ジョブを管理するAurora Controllerによって構成されます。テンプレートもワークフローの要件に応じて簡単に変更できます。また、ControllerにVUを追加することで、スループット性能を向上できます。

Aurora Standard VU

エントリ・レベルの製品であるAurora Standard VUは、最大4個のCPUコアが割り当てが可能です。検査速度の目安として、SDファイルでは素材尺に対して最大5倍の速度、HDファイルでは素材尺と同等の速度で解析できます。

Aurora Professional VU

Auroraの標準的なプラットフォームであるAurora Professional VUは、スループットが最大になるように検査ユニットに利用可能なCPUコアを割り当てることができ、さらに最大2個のGPUモジュールをサポートします。検査速度の目安として、フル・ハードウェア構成のプラットフォームでは、SDファイルを素材尺に対して最大13倍、HDファイルを素材尺に対して最大4倍、さらに4Kファイルを素材尺と同等の速度で解析できます。

優れた解析速度と確度


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Auroraは、コンテンツの作成から配信まで、ワークフローの複数のポイントでファイルベース・コンテンツの品質を検証できる、エンタープライズ・レベルのQC自動化ソリューションです。

安定のQC性能

検査ジョブの待機数が増加してもシステムの速度が低下しないように、CPUとGPUの能力を予約することで、QCスループット性能と速度を安定させます。そのため、多くのジョブを同時に実行した場合でも、1つのジョブを実行した場合と同程度の速度が保たれます。

幅広いコーデックとラッパに対応

主要な標準化団体(EBU、SMPTE)や業界のワーキング・グループ(AWMA、FIMS、DPP)への継続的に参加することで、最新のコーデックやラッパに対応しています。

優れたユーザ・インタフェース

Auroraでは、お客様からのフィードバックに基づき、一貫性のある情報レイアウトとテーマ/カラーの設定機能を備えた効率的なユーザ・インタフェースを採用し、ユーザ・インタフェースとQCレポートはいずれも多言語に対応しています。現在サポートされている言語は、英語、日本語、韓国語、簡体中国語です。

見やすいQCレポート

Auroraのジョブレポートは、すべてのメタデータを1ページで表示できる見やすい構成を採用しています。また、当社のフレームアキュレートなHydra Playerを使用することで、エラーの概要を対話的にプレビューできます。レポートは、WebブラウザまたはPDF形式で表示できます。

使いやすいヘルプ機能

Auroraは、個別のテストの説明を、検査テンプレートやレポートからアクセスしてヘルプ・ファイルを表示できます。それぞれの検査の内容や実行方法だけでなく、問題の解決方法やワークフローにおける実行のタイミングなどに関するアドバイスも参照できます。

電子メール通知機能

電子メール通知機能は、次に修復や連絡などの工程が必要かを判断するために十分な情報を届けます。Eメールには概要の情報と完全なQCレポートへのリンクが含まれ、PDFレポートも添付可能です。

高速な分析処理

Auroraは、ユーザーが指定したCPUコア数全てに対して、計算スレッドをダイナミックに割り当てることができるファイルベースQC製品です。ハイエンドな仮想およびブレード環境下における性能とスケーラビリティに効果的です。AuroraのユニークなGPUによって高速化される処理能力とともに、高いCPU配分または低いCPU配分を使用することで、レガシーなデコード処理やバッファリング処理、および検査アーキテクチャによって縛られることなく、QCスループットを有線の限界に近づけます。

QCレポート解析

Auroraは、複数のQCレポートを対象にした解析や、特定条件による検索が可能なQC解析にも対応しています。Auroraでは、QCの不具合の傾向を特定し、ワークフローの異なるステージで実施された結果を比較しながら、問題点や傾向を整理できます。また、KPI/SLAを統括するベンダーの選定にも役立ちます。

4K制作ワークフロー

Auroraは、主要な映画スタジオで採用されている配信マスタ・フォーマットであるIMFフォーマット、およびSupplemental IMFパッケージの検査/再生に対応しています。複雑なコンポジション・プレイ・リスト(CPL)のQCおよび再生に対応しており、JPEG 2000、DPX、DNxHR、HEVC、H.264/AVC/AVCI/XAVCをはじめとする4K映像の、コンテナ/コーデックに対応し、コンテンツを高速に検査できます。1

1オプションのコーデックを利用することで、CanopusおよびHEVCデコーダにアクセスし、JPEG 2000デコーダのネイティブ機能にGPUアクセラレーションを使用できます。

アダプティブ・ビット・レート(ABR)対応

Auroraは、HLS/HSS/HDS/DASH/CableLabsのABRプレイリスト・ファイルのセットを検査/再生できるファイルベースQCソリューションです。ABRストリーミングの問題の一般的な原因の検出に優れた、専用の検査機能を備えています。

誤検知を最小限に

誤検知を最小限に抑えるために設計されたアルゴリズムにより、正確なQCレポートが可能です。テクトロニクスでは、独自の機械的学習システムを使用して、ユーザから提供されたファイルに見られたQCの不具合に基づき、検査アルゴリズムの精度の継続的な改善に取り組んでいます。

ビデオ・エッセンス・テスト

Auroraのビデオ・エッセンス・テストでは、マクロブロック・ノイズ、アップコンバート、ピクチャ・クオリティ(TekMOS、知覚ビデオ品質)、櫛状のアーチファクト、フィールド・オーダー反転、テープ/デジタル・ヒット、知覚/フィルムのアーチファクト、黒/フリーズ・フレーム、レターボックス/ピラーボックス、デッド・ピクセル検出、カラー・バー、PSE/フラッシュ検出(ハーディングFPA)、およびケーデンス変化などの検査が可能です。

オーディオ・エッセンス・テスト

Auroraのオーディオ・エッセンス・テストでは、サイレンス、ドロップアウト、ピーク(dBTP、PPM、dBFS)、平均レベル(R128、ATSC、ARIB)、クリッピング、スナップ/クリック/ポップ、テスト・トーン、フェーズ反転、およびヒス/ハムなどの検査が可能です。また、トラックにラップされたAESの処理や、モノ・チャンネルのオーディオ・エッセンス・トラックを一緒にテストするときに、ユーザ定義のオーディオ・サービス・マップを適用できます。

メタデータ・テスト

Auroraのメタデータ・テストは、コンテナのシンタックス、ビデオ・エッセンスのシンタックス、キャプションのシンタックス、コンテナ・エッセンスの内容、コンテナ・エッセンスのクロスチェック、不適切表現の検出、開始タイム・コード、不連続なタイム・コード、ビデオ解像度、ランタイムなどに対応しています。オプションのDolbyコーデックを使用することで、DolbyオーディオのシンタックスおよびDolby Eガードバンドのアライメントのメタデータ・テストにも対応できます。

配信制約テスト

CableLabs VOD、CableLabs ABR/EBP、iTunes、Netflix、ATSC、DVB、ISDB-T/TB、XDCAM/RDD-9、AS-02、AS-10、AS-10 French PAD、DPP/AS-11など、多くの配信フォーマットに対応した定義済み検査の機能を利用できます。

ワークフローの自動化

Auroraでは、エンドツーエンドのワークフローが実装されたツールが提供されており、入力ファイルに自動的にテスト・プランを適用するSmart Test Plansや、QC検査後のファイルの移動および校正処理を自動化するDecision Engineといった機能を利用できます。

システム・インテグレーション

Aurora QCは、システム・インテグレーションで外部制御するためにSOAP APIが利用可能です。また、Cerifyで使用されているCeriTalk APIに対応できることから、Aurora QCをCerifyで構築したワークフローに統合できます。主なパートナー企業としては、Amberfin社、Aspera社、Astec社、Imagine Communications社、Telestream社、iBroadcast社、DataMiner社、Vidispine社、Dalet社、およびFileCatalyst社などがあります。

対応フォーマット

Auroraは次のファイル・フォーマットをサポートしています。最新のサポート情報については、当社までお問い合わせください。

コンテナ・ラッパー

MXF (AMWAで定義されているAS、RDD-9、P2、SxSなど、すべてのOP)、トランスポート・ストリーム、エレメンタリ・ストリーム、プログラム・ストリーム/VOB、AVI、WMV/ASF、QuickTime/MOV、GXF、MP4、LXF、R3D、DPX、DXW、HLS、DASH、スムース・ストリーム、IMF、DCP(非暗号化)に対応しています。

ビデオ・コーデック

H.265(HEVC)、H.264(AVC/AVC-Intra/XAVC)、MPEG-2(XDCAM、IMX、D-10を含む)、ProRes、JPEG 2000、DNxHD/DNxHR(VC-3)、Cineform(VC-5)、VC-1(およびWMV)、DV/DVCPro、Flash VP-6/7、RAWコーデック(Huffman、YUV、RGB、Blackmagic)EXR、DPX、RED、Canopus、および MPEG-4(SStP)に対応しています。1

オーディオ・コーデック

PCMオーディオ(WAV/AES/BWF)、AAC、HE-AAC、WMA Standard Pro、MPEG-2(L1,2,3)、MPEG-1に標準で対応しています。オーディオ補正は固定ビット・レートのコーデックでのみ利用できます。オプションのコーデックを使用することで、Dolby Digital(AC-3)、Dolby Digital Plus(EAC-3)、Dolby TrueHD(MLP)、Dolby Eにも対応できます。

キャプション/サブタイトル/テキスト

Line 21ビデオのCEA-608/CEA-708、ATSC 53、 DVB-Teletext、SCTE 20、SCTE 128、SMPTE 436M、SMTP-TTおよびそのバリエーション(DFXPなど)、EBUサブタイトル(STL、SRT、SCCなど)に対応しています。

ご注文の際は以下の型名をご使用ください。

お客様の求めるワークフローとコンテンツ・ボリュームの条件に適合させるため、Auroraのカスタマイズについては、当社担当営業までお問い合わせください。

Last Modified: 2018-07-24 05:00:00
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