82A04 型

82A04型フェーズ・リファレンス・モジュール(DSA8200型サンプリング・オシロスコープ用*1)
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特長

  • 200fs rms 以下(代表値)の超低ジッタ
  • 柔軟な動作
    • トリガ
    • トリガ信号を使用しない非トリガ(フリーラン)アクイジション
  • 拡張アクイジション・モード(FrameScan®)のサポート
  • 2 ~ 60GHz の連続した幅広い周波数帯域
  • 小型(電気)モジュールの実装により
    • アクイジションとして6 チャンネル使用可能
    • モジュール接続用延長ケーブル使用で、被測定デバイスの近くに配置可能
  • モジュール接続用延長ケーブル使用で、被測定デバイスの近くに配置可能

アプリケーション

  • 電気通信/データ通信用コンポーネントおよびシステム(動作速度10Gbps以上)の設計、検証、製造
超低ジッタの柔軟な信号アクイジション

82A04型フェーズ・リファレンス・モジュールは、DSA8200型デジタル・シリアル・アナライザに低ジッタ、低ドリフト・サンプル・ポジション情報を提供する拡張モジュールです。このサンプル・ポジション情報は、82A04型に入力されたクロックの位相に基づきます。

クロック信号のサンプル・ポジション情報を使用することにより、ジッタを大幅に抑えることができる(200fs rms以下、代表値)、非トリガ・アクイジションを実現できるという、2つの利点があります。このため、高速通信用機器やシステム、その他、同様の分野で扱われる超高速の光信号、電気信号のアクイジションや解析に適しています。

82A04型をDSA8200型と組合わせることにより、まったく新しいフェーズ・リファレンス・タイムベース機能が実現します。ユーザーはタイムベースまたはアクイジションのモードから選択することができ、動作範囲内のあらゆるフェーズ・リファレンス周波数に合わせることができます。また、FrameScan®などの高度な機能も利用できます。アクイジション・スロットごとに個別のDSPを備えたアーキテクチャにより、フェーズ・リファレンス・モード内のアクイジション・レートを40kS/s *2まで引き上げることができます。

動作モード
フェーズ・リファレンス操作は、観測対象信号に対するクロック同期のアクイジションに基づいて行われます。このクロックは、ユーザが入力する信号(BERTのクロックなど)、DSA8200型のクロック・リカバリまたは光モジュールのクロック出力です。また、従来同様に、メインフレームのダイレクト・トリガ入力、またはトリガ・プリスケーラ入力のいずれかに外部トリガ信号を入力することでも可能です。

フリーランによるフェーズ・リファレンス- DSA8200型メインフレームで外部トリガを使わない場合、82A04型モジュールではリファレンス・クロックの位相に基づいてタイムベースが作成されます(メインフレームのタイムベースは「位相ベース」として機能します)。その結果、画面に表示される信号は、リファレンス・クロックの一定の周期で繰り返されます。水平軸が相対的な意味のみ持つ場合でも、すべてのユーザ制御は有効となっています。オシロスコープが示すタイミング情報は、ユーザがPhase Reference SetupダイアログのInput Freqフィールドに入力したフェーズ・リファレンスのクロック周波数のみに基づき有効となります。

トリガによるフェーズ・リファレンス- DSA8200型のメインフレームにリファレンス・クロックと従来の外部トリガの両方が供給された場合、メインフレームは外部トリガ信号でトリガし、82A04型のフェーズ・リファレンス情報を使用してジッタを最小限に抑えます。それ以外の場合、アクイジション処理では従来通りの手法により、信号はトリガ・ポイントを参照します。

特性評価- トリガによるフェーズ・リファレンス、またはフリーランによるフェーズ・リファレンスのモードで正しく動作させるには、最初にフェーズ・リファレンス・モジュールでフェーズ・リファレンス信号を評価する必要があります。特性評価の間およびその後も、信号は安定している必要があります。フェーズ・リファレンス・モジュールは、特性評価が必要かどうかを表示します。

*1 TDS/CSA8200型の各サンプリング・オシロスコープにも使用できます。
*2 代表的な性能で、設定によりスループットが低下する場合があります。

性能

アクイジション・モード-フリーラン同期、トリガ同期。メインフレームのリソース:任意のアクティブな小型(電気)モジュール・スロット*3。スロットに関連付けられたアクイジション・チャンネルは、両方とも使用できなくなります。メインフレームで一度にアクティブにできるのは82A04型モジュールのみです。対応メインフレーム: DSA8200型、CSA/TDS8200型。CSA/TDS8000/8000B型メインフレームでは動作しません。

リファレンス・クロックのパラメータをサポート-振幅:最適値:100mV p-p~1.8Vp-p。ジッタ特性保証時:600mV p-p~1.8Vp-p。保証周波数帯域:2~25GHz(連続)。2~8GHz範囲の非正弦波のクロック信号の場合、通常は追加フィルタ*4が必要です。オプション60Gでの保証周波数帯域は、2~60GHz(連続)です。2~8GHz範囲の非正弦波のクロック信号の場合、通常は追加フィルタ*4 が必要です。

システム性能

ジッタ: 200fs rms(代表値)のシステム・ジッタ、10GHz 以上のアクイジション・モジュール、DSA8200型メインフレーム、f≧8GHz、VREF≧0.6Vフェーズ・リファレンス信号
ジッタ: 280fs rms(代表値)のシステム・ジッタ、10GHz以上のアクイジション・モジュール、DSA8200型メインフレーム、2GHz≦f<8GHz、VREF≧0.6Vフェーズ・リファレンス信号
時間確度(タイムベース)およびタイミング偏差(フェーズ・リファレンス)。

フェーズ・リファレンス・タイムベース-トリガ:フェーズ・リファレンス信号に対する最大タイミング偏差:
水平軸> 40ns(トリガ・イベント後):フェーズ・リファレンス信号期間の0.2%(代表値)
水平軸≦ 40ns(トリガ・イベント後):フェーズ・リファレンス信号期間の0.4%(代表値)

フェーズ・リファレンス・タイムベース-フリーラン:フェーズ・リファレンス信号に対する最大タイミング偏差:フェーズ・リファレンス信号期間の0.1%以下(代表値)

入力

入力インピーダンス-50Ω ± 0.5Ω AC(5pF(代表値)、AC結合)1.85mmメス(V)コネクタ

環境条件-メインフレームの仕様に準じます。

寸法mm
質量kg
79
高さ25
奥行135
本体0.4
Last Modified:
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